この作品はいかがでしたか?
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コメント
4件
今回もめっちゃ良かったです!
栄養源が…今回の話も最高でした!!
あふぇりる
「霊感コンサルタント」を名乗る人物、三河英二を追っていたうたいと別流は、謎のアヤカシに突然頭を下げられていた。
うたい
あふぇりる
あふぇりる
あふぇりる
あふぇりる
あふぇりる
うたい
七鐘別流
あふぇりる
うたい
あふぇりる
うたい
七鐘別流
七鐘別流
あふぇりる
あふぇりる
北園瑠璃
あふぇりる
あふぇりる
あふぇりる
うたい
七鐘別流
そんなとある日、あの子は神力に目覚めた。
あふぇりる
あふぇりる
うたい
あふぇりる
あふぇりる
北園瑠璃
あふぇりる
出会いは普通だったなあ。
北園瑠璃
そう言った癖に、決めてくれたの結局3日後だったっけ。
北園瑠璃
あふぇりるって、どういう意味だったんだろ。
北園瑠璃
あふぇりる
一反木綿だからって、瑠璃の足を布状にした体で固定して、一緒に歩いたっけ。
疲れるけど、瑠璃を乗せて空も飛んだっけ。
僕が食べ物を食べられないってこと知らない瑠璃が、僕に食べさせようとして唐揚げ落っことしたっけ。
…楽しかったなあ。
あの日までは。
三河英二
北園瑠璃
三河英二
話を聞かせてしまったのが間違いだった。
その後は、瑠璃はいとも容易く洗脳され、連れていかれた。
うたい
あふぇりる
七鐘別流
七鐘別流
別流の頭の中には、血を吐いている別流を守るために戦う、七時の姿が浮かんでいた。
七鐘別流
3人の中に沈黙が流れる。
あふぇりる
あふぇりる
そう言ったあふぇりるは、体を布状にすると、排気口から出ていく。
何処かにある廃ビルの一室 洗脳された人々の監禁場所
檻の中に瑠璃や少女のように洗脳された人々は例外なく閉じ込められ、廊下を挟んだ向かい側に英二は魔人を見つめながらコーヒーを飲んでいた。
三河英二
三河英二
英二は、糸の切れた人形のような魔人に語りかける。
三河英二
英二がそう零した瞬間、部屋の窓ガラスが砕け散り、そこから大量の白い布が飛び出してくる。
三河英二
英二が耳元に手を当てて何か発した瞬間、魔人達が一気に動き出す。
魔人
あふぇりる
そう言ったあふぇりるは体を変形させた布を放ち、魔人達の首を絞める。
三河英二
英二は再び耳元に手を当てて言葉を発する。 すると、魔人はいきなり首にかかった布を掴む。
あふぇりる
あふぇりるの奮闘虚しく、魔人は首の布を引き剥がし、そのままあふぇりるを投げ飛ばす。
あふぇりる
三河英二
あふぇりる
三河英二
そう言った英二の後に、魔人があふぇりるに向けて腕を振り下ろす。
「孤独」なまま死ぬことを何より悲しく思ったまま、現実を受け入れようとした瞬間…
七鐘別流
下の階から巨大な血液の槍で床を貫いた別流によって床が崩落した。
魔人と英二は全員崩落に巻き込まれ、いくつかの魔人は瓦礫に埋もれて行動不能になる。
あふぇりる
そんな中、浮遊能力を持つあふぇりるのみが床があったところにいることが出来た。
うたい
そう言って顔を出したのはうたい。 どうやら部屋と繋がる廊下から歩いてきたようだった。
あふぇりる
七鐘別流
うたい
無茶苦茶な暴論。これにはうたいも呆れ顔だった。 しかし、そんな別流を見て、あふぇりるは笑った。
あふぇりる
そう高らかに叫ぶあふぇりる目掛けて、動くことの出来る魔人が酸性の液体を吐き出した。
すると、すぐにうたいはドアから飛び降りて、コートからかるた札2枚を取り出す。
うたい
両手に持ったかるた札。それが意志を持ったように飛び出すと、うたいの前で一直線になって静止し、回転して液体を防ぐ。
…しかし、うたいはそのまま真っ逆さまに落ちて行ってしまう。
あふぇりる
あふぇりるは、全身を布状にして、うたいに飛びつく。
すると、たまたまうたいの腕に布が絡まり、そのままあふぇりるの体はうたいに巻きついてしまう。
あふぇりる
うたい
あふぇりる
「「ええええええええええ!?」」
七鐘別流
うたい
あふぇりる
うたい
七鐘別流
魔人
魔人は声にならない声を上げ、うたい(withあふぇりる)に飛びかかる。
あふぇりる
あふぇりる
うたい
うたいは1度大きくしゃがんで力を溜める。するとそれに連動して布がバネのように縮んでいく。それを解放する瞬間、足に巻きついた布の収縮が緩み強力なエネルギーが発散される。
それに加えて一反木綿の浮遊能力によって、飛距離、滞空時間共に向上。まるで空を飛ぶようにうたいは浮き上がった。
うたい
うたいは空中で体をねじると、そのまま周囲の魔人を蹴り倒す。
そのままうたいはあふぇりるの補助でふわっと着地。あふぇりるが休む時間を作るため、周囲にかるた札をばら撒き魔人を牽制する。
うたい
あふぇりる
うたい
あふぇりる
うたい
あふぇりる
あふぇりるはうたいの右手首に巻き付いた布を伸ばし、剣を形作る。
うたい
剣はすぐに解けて引っ込む。
七鐘別流
縦横無尽に乱れ飛ぶ血液で魔人を切り裂きながら指揮権を持つ別流は声を上げる。2人にとって、答えは一つ。
「「了解!」」
うたいはあふぇりるの補助なしでも軽々と部屋の中を飛び回り、魔人を「詠想祈術」と狗祓棒で容易く倒していく。
あふぇりるはうたいの動きに合わせて布を伸ばしたり縮めたりしてうたいの一つ一つの動きの補助をし、死角からの攻撃は背中から布を伸ばして捌き切る。
初めて共闘したということを悟らせないような、お互いがお互いを信頼し合う完璧な連携だった。
三河英二
焦った英二は再び何か叫ぶと、壁から普通の魔人の二倍以上の大きさの巨大な魔人が飛び出す。体からは酸性の液体が滴っていて、その1滴はコンクリートを軽々溶かしていた。
大型の柚子の魔人
三河英二
魔人は最大の脅威をすぐに判断し、あふぇりるを纏ったうたいに狙いを定める。
三河英二
大型の柚子の魔人
柚子の魔人は手を掲げると、そこから酸性の液体が噴出される。
うたい
うたいが跳躍して回避しようとした瞬間、不意に体のバランスが崩れる感覚に陥る。
うたい
あの液体を体に被れば確実に死ぬ。 それをわかった上で、膝を着いてしまい動けない。
七鐘別流
酸性液がうたいに降りかかろうとした瞬間、それより先にべるの大きな翼が覆い被さる。
…その翼に、酸性液が被さり、弾ける。
大型の柚子の魔人