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29 - ヒーローPart29

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2022年03月21日

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自分が撃たれそうになった時、 正直どうでもよかった

別に私が死んでも 皆に幸せな未来が来るなら 自分が生きてても死んでても どっちでもよかった

なのに…

稀咲が撃った銃弾は、 お兄ちゃんに当たった

お兄ちゃんが撃たれた瞬間、 何も考えられなくなった

頭より先に身体が勝手に動いてた

私の中の危険な物に 全て塗りつぶされる様な感覚だった

……気がついたら

稀咲は死んでた

それでも殴り続けた

自分じゃ止められなかった

……

ねぇ…もう殴りたくないよ、、

やめてよ…

 

“ やめて ” ?

 

これが望んでる結果でしょ?

違う…!

 

何が違うの?

 

爆発する銃なんか仕込んで…
最初から殺す気だったくせに

違う、!!

 

麗の事は私が1番分かってるんだよ

お前は…何も分かってない

 

…うるさいから黙っててよ

 

早く消えて

消えるもんかッッ

 

消えたくなくても…少しずつ私に塗りつぶされてるんだよ…

ッッ…

 

まぁ…一旦私が消えてあげるよ

“またね”

(((パチッ

あ……、、

目の前には、 “ 私 ” に殴り殺された 稀咲の姿があった

マイキー

麗…お前、、

マイ、キー…

マイキー

なんで…

ち、がう…私じゃない、、

私じゃないッッ…

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