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息を切らしながら俺たち二人は学校に着いた
ある一箇所に人集りが出来ていて、何があるのだろうと二人で見に行った
クラス表が貼られていて、俺は2組ロボロは3組と別れてしまった
俺たち二人は昔から何かとタイミングが被ることが多い
今回もその例に漏れず、同時に相手のことを見た
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何をそんなに残念がっているのかわからない
隣のクラスだし離れているわけでもないのに
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ロボロはにこにこと急に上機嫌になっている
相変わらずよくわからん思考回路だ
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マブダチ
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俺達に遅刻してないことを信じられないと言った感じで言われたのは鬱先生
俺の幼馴染で、女たらしでクズではあるが、人が自然と近くに集まる面白いやつだ
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大先生の方へ駆け寄ってきたのはコネシマ
ギュッと大先生に抱きつき文句を言っている
慣れているのか大先生は
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といって頭を撫でている
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犬か。
そう思ったが、そう言えば此奴は狂犬チワワなんだったな、と思い直した
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ずるずると大先生を引きずっていく
去年からいた新三年生や二年生はいつものやつかと見ているが、そんな事露ほども知らない新一年生はぎょっとした目でこちらを見ている
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sha
軽く大先生を蹴る
すると大先生はよくわからん声をあげてから立ち上がった
sha
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ガララと教室のドアを開けて挨拶をする
モブ
モブ
すると、クラス中から声が返ってくる
モブ
sha
モブ
sha
クラスメイト達と楽しく談笑していると先生が教室に入ってきた
先生
sha
先生
…よくよく見ると、去年俺が問題を起こした時、対応してくれた先生だった
先生
sha
ut
sha
あ、先生のこめかみに青筋が。
先生
先生
やらなきゃいけん事?何やろ
先生
先生に呼ばれて入ってきたのは髪、目、服装まで全てがピンク色の美少女
教室中が「あの子可愛くね?」やら「タイプかも」みたいな会話がされている
先生
姫川 愛飴
此奴の姿とその喋り方を見て聞いた瞬間俺は思った
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と
いや、みんなもそう思ったよね?
明らか語尾にハートついてるし
先生
無理です!!
そう声を大にして叫べたらどれだけ楽だろうか
こうして俺は、最悪の一年を迎えた
コメント
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マジでそのピンク野郎(愛飴)ぶっ56します?