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今年の入学式が終わって数日

今日は生徒会(+α)で屋上に集合してお昼ご飯を食べる約束をしている

なので、今大先生と屋上に向かっている最中だ

zm

〜〜〜〜〜なら〜〜〜〜?

rbr

〜〜〜の〜〜〜が〜〜〜って

ん?あれは…

ロボロとゾム!

何話してんやろ?

ut

シャオちゃん?

二人が話しているのを見ていると、急に黙った俺を不審に思ったのか大先生が話しかけてきた

sha

んーん?そこにゾムとロボロおんなぁって思って

ut

あ、ホンマや

ut

おーい!ゾムロボー!

rbr

? …っ✨!

zm

あっ、反応すんの早くね!?

俺と目が合った瞬間に目をキラキラさせて走ってきたロボロと、

ちょっと遅れて走ってきたゾム

うん、ロボロが早いのは確か

目が合ったと思った瞬間には走ってたもん

rbr

一緒に行こ!!!

sha

うん、行くから行くから。声量抑えて?

周りの視線がすごいねん。

rbr

〜♪

ロボロはそんなことお構いなしとばかりに俺の袖を引っ張って行く

sha

(聞いてへんな…)

諦めて俺は素直に引きずられることにした

zm

だいせんせ〜w 俺今日弁当多めに作ってきたねん。あげるわ!

ut

エッ!?

rbr

邪魔すんで〜

『許可なく立ち入り禁止』と書かれた屋上の扉を蹴り飛ばして屋上に入る

tn

邪魔すんなら帰れ〜

rbr

あいよ〜

tn

帰んな

すると、そこには俺たち以外の生徒会メンバーと見知らぬ二人がいた

sha

ん?その二人誰?

tn

あぁ、コネシマが連れてきたショッピと、そのショッピが引きずってきたチーノやで

syp

…ちす

ci

こんにちは!

ショッピと呼ばれた方は無愛想に、

チーノと呼ばれた方は胡散臭そうな笑顔を浮かべて挨拶をした

sha

へ〜、シッマが連れてきたんか

kn

まぁな

sha

何を誇ってんねん

ut

てか昼飯食べないん?

ut

昼休みもう半分過ぎたけど

sha

えっ

時計を見ると確かに昼休みはあと半分。

そろそろ食べ始めないと間に合わないかもしれない

tn

お前ら座れ

sha

はーい

適当な場所に円になって座る

sha

…なんでお前毎回さりげなく俺の隣に座るん?

rbr

落ち着くから

sha

…よくわかんないけどまぁいいわ

お弁当を開くとロボロが横から覗いてきた

rbr

お前の弁当少なくない?

sha

え?これでも高校入ってから多めに食べるようにしてるんやけど

rbr

高校生男子が食べる量じゃないねん…

俺の弁当は一段のやつ

対してロボロは二段

…確かに、中高くらいから男子みんな二段だったかも?

sha

まぁまぁ…

sha

ええやん?

rbr

そんなんやからゴボウなんやぞ

sha

うるさいわ

そんな他愛無い会話をしながらお弁当を食べすすめていく

大先生がゾムに食害されているのを見ながら片付けをし始める

昼休み終了のチャイムが鳴り響きクラスごとに別れて各教室に戻った

今日の授業が終わり、大先生と雑談しているとロボロとゾムが教室の扉の前にいた

rbr

シャオローン!

zm

だいせんせ〜い、シャオローン

rbr

一緒帰るで

そう言ってロボロは俺の手を掴み引っ張る

出会った当初から変わらない

此奴は最初から俺ばっかに引っ付いてたなぁ

zm

あ〜っ!待てよロボシャオ〜!

ut

えっ…三人とも足速ない?

下駄箱で自分のロッカーを開けると手紙が入っていた

そこには誰にも言わないで、明日の放課後に屋上に来てと書いてあった

差出人の名前は書いておらず如何にもな感じだった

まぁでも、どうせやる事もないし、明日行くかぁ

sha

ただいま

その声に返ってくるのは罵声

sha母

煩いわね!!その耳障りな声を聞かせないで頂戴!

sha

…ごめんなさい

罵声を浴びせられるのはいつものことだが、今日は特に機嫌が悪そうだ

男に振られたのだろうか

俺はこれ以上酷くなる前に部屋に戻ることにした

今日は折角楽しかったのに

あの母親のせいで気分は最悪だ

ベッドにダイブしゴロゴロと転がる

今日はゲームをする気分でもない

sha

…寝るかぁ

そのまま俺は眠りについた

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