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旅館を出ると 朝の澄んだ空気に包まれた 温泉街が広がっていた 石畳の道を歩けば 湯けむりがあちこちから立ちのぼり のんびりした雰囲気に胸が弾む
Et
Ur
Na
Tt
Jp
全員
Jpさんの掛け声にみんなが拳をあげる
Hr
Et
賑やかな声と香ばしい匂いに包まれながら 俺たちの温泉街の1日が始まる
がやがや いらっしゃーい わいわい
Et
Jp
Tt
Jp
Mf
Mf
Dn
Dn
Na
Sv
Rn
Ya
Tt
Ya
Ur
No
Ur
Et
Hr
Hr
Et
みんなそれぞれ片手に食べ物を持ち 食べ歩きをする どれもほんとに美味しく みんなも楽しそうに歩く
温泉街の奥の方の坂を登ると 温泉の香りが広がった 目の前には足湯がある みんな揃ってベンチに腰をかけて 足を入れると じんわり温かさが広がる
Et
Hr
Jp
Na
Tt
Sv
Ya
Rn
Mf
Dn
Ur
No
Tt
Jp
Ya
Ur
みんなの笑い声が響く
Et
Et
Hr
Et
しばらく足湯でまったりした後 俺たちはお土産売ればへと向かった
♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡
Et
みんなで来たお土産売り場は 思ったより広くて 色とりどりのお菓子や キャラクターグッズが並んでいた
Rn
Na
私たち3人は並んで歩いていた
Et
そんなことを思っていたその時……
ナンパA
ナンパA
ナンパB
Et
突然背の高い男の人に 声をかけられてびっくりする Rnは首をかしげてきょとんとし Naさんは困った顔で少し震えている
Et
ナンパC
1人の男の人が私の腕を掴む
Et
Hr
引っ張られそうになった時 Hrくんの声が響いた 顔を上げるとJpとYaくん 私の前にはHrくんが立っていた
少し離れた場所で商品を見ていた時 聞きなれない男の声が耳に入った
Et
ナンパC
Etさんの声が聞こえたので振り返ると 一人の男がEtさんの腕を掴んでいる 俺はすぐに駆けつけた
Hr
JpさんとYaくんも駆けつける JpさんがNaさんの前に立ち YaくんはRnさんを庇う 俺はEtさんを掴んでいる男の手を払い 後ろへ下がらせた
Hr
Jp
Ya
Etさんの手を強く握る すぐに他のメンバーも集まる
Tt
Mf
Dn
No
Ur
Ur
Sv
ナンパA
ナンパB
男たちはブツブツ言いながら去っていく 姿が見えなくなるのを確認して後ろをむく
Hr
Et
Rn
Na
Ya
Tt
Ur
Jp
そんな会話をしながら みんなでお土産を選ぶ
帰りのバスまで時間があるため 川沿いの坂道を登った先にある展望台に 行ってみることにした そこに着くと 湯けむりが漂う温泉街を一望できて ちょうど夕日が街を包み込んでいた
Rn
No
Sv
Svさんはカメラと三脚を取り出す
Tt
Jp
Jpさんを囲うように集まる Svさんが指示をしてみんなの 立ち位置を決めた
Sv
Na
Dn
Ur
全員
Sv
Svさんがボタンを押し1番後ろに並ぶ カウンドダウンの最中 Etさんが俺の手をそっと握る 驚いて横を見ると 少し赤くなった彼女の笑顔が 夕暮れの光と重なって胸に焼き付いた
Hr
俺は心の中でそう思いながら シャッター音に合わせて小さく微笑んだ
♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡ 帰りのバスの中
Jp
俺はそう言いながら 後ろの席にいるふたりに振り返った けど返事はなく 互いに頭を預けあって 気持ちよさそうに寝息をたてていた
Na
隣りに座っているNaさんが柔らかく笑う その声は小さな子どもを 見守るみたいに優しく 俺もつられて口元が緩んだ
Ya
Ya
Rn
俺の反対側の席では Yaくんが窓の外を指さし Rnも身を乗り出して景色を堪能していた
一方でTtは1番後ろの広い席に座っていて すやすや寝ているDnとMfくんに 両肩を貸しながら苦笑いを浮かべている
Tt
俺の斜め後ろの席とその後ろの席で No兄、Ur、Svさんが盛り上がっていた
No
Sv
Ur
……みんなそれぞれの時間を過ごしている でも、同じバスに揺られて 同じ旅を終えて 一緒に帰っている その事実がやけに心地よくて 胸がじんわり暖かくなった
Jp
俺は窓の外に視線を移しながら 隣のNaさんの笑顔をそっと横目で見た