輪廻
輪廻
輪廻
輪廻
輪廻
輪廻
輪廻
輪廻
??
??
トア
トア
ずっと、ここにいたいな…
??
トア
素直に手を出すとギュッと握られる
その指には____
トア
??
??
パチンと制服の胸元に 付けられたのは
??
トア
??
??
??
トア
トア
トア
トア
僕の、傍に居てね
トア
トア
トア
トア
トア
そんなはずない、
こんな大切なもの貰ったのに、 なんで_____
トア
トア
トア
トア
トア
時計の針は、12時を指していた
トア
トア
寧々
今日も来ないのかなぁ…
うーん…
ガラガラ
トア
先生
トア
トアは溜息を1つ着くと 席に座った
葵
トア
トア
トアそれ言ったら終わりのやつ
葵と話し終わったトアは
トア
寝た。
寧々
寧々
どしたの寧々
トア
花子くん
寧々
寧々
寧々
寧々
花子くん
寧々
寧々は1人世界に入り始めた
寧々
寧々
寧々
そんな甘い世界はないよ寧々
花子くん
花子くん
花子くん
花子くん
"トアには俺がいるでしょ?"
ズキッ
トア
その時____
??
え、変なとこ登ってる。 落ちればいいのに←
??
こいつも払い屋か?
??
光
寧々が死んだ目してる。 想像と違かったのかな
確かに僕も無理。 こんな暑苦しい子
つか源、ねぇ…
嫌な予感しかしねー
寧々
花子くん
花子くん
花子くん
寧々
花子くん
今より遥かに 夜の闇が濃かった時代
当時、俺達怪異は 妖怪と呼ばれ今よりずっと 強い力を持っていた
中でも神にも勝ると 恐れられたのが
"日本三大悪妖怪"
と並び称された3体
その一角、大江山の悪鬼 酒呑童子を打ち倒したのが
花子くん
花子くん
詳しいね
光
光
光
光
光
光
光
光
そう言い花子くんに 飛びつく源。
花子くん
花子くん
あれ。男子に1つ 退魔具が渡されているなら…
光
源は妖しくニヤけた
まさか____
トア
花子くん
バチィ!!!!
花子くんと退魔具の接触部に 電気が走った
光
花子くん
電流は花子くんの体を 通電し、花子くんを動けなくした
ただでさえ強い電流。 その杖を花子くんは掴んでたのだから
寧々
光
光
光
少年はわははと笑う
何コイツ気持ち悪
花子くん
光
寧々
トドメを刺すところで 寧々が乱入
光
光
光
寧々の顔を見た瞬間 言葉が柔らかくなった
ヘラヘラし出す源
もしかして女の子に弱い…?
光
寧々
寧々
光
光
寧々
寧々
すると源は寧々の肩を 強く掴んだ
光
光
光
光
光
…へぇ
寧々
光
光
光
花子くん
花子くん
源に包丁の刃先を当てる花子くん
花子くん
花子くん
花子くん
花子くん
花子くん
花子くん
そして花子くんの姿が変わる
花子くん
花子くん
光
あれ。もしかして 源って馬鹿だったりする?
光
源が攻撃を繰り出すが 花子くんは躱す
そして_____
バリバリバリッ!!!!
光
光
見ると杖を掴んでいる 花子くんがいた
花子くんは刃先を 源へ向け…
花子くん
花子くん
振り回す
遊んでる。完全に
花子くん
花子くん
光
光
おーかっこいー(棒)
花子くん
花子くん
パッと杖から手を離した
少年は強く尻もちを着いた
花子くんが馬乗りになり 包丁を振り上げる_____
花子くん
デコピン____
花子くん
花子くんはにこにこしてる
光
花子くん
花子くん
雷霆状に封の紙を貼った
光
光
源。爪剥がれるよ
光
花子くん
花子くん
花子くん
花子くん
源の手は 雷によってボロボロになっていた
花子くん
光
光
花子くん
花子くん
花子くん
花子くん
花子くん
花子くんの口から出たその言葉は 嘘とは思えなかった
光
光
花子くん
花子くん
そう言って源に 腹パンを入れる
光
花子くん
トア
源の手をガーゼで包み 包帯を巻く
寧々
花子くん
花子くん
寧々
花子くん
寧々
花子くん
花子くん
トア
寧々
花子くん
花子くん
花子くん
花子くん
トア
花子くん
花子くん
トア
花子くん
トア
花子くんはいつも笑顔だ。
でもたまに、 その笑顔が偽りなんじゃないかって 思う時がある。
花子くん
トア
その背中が 小さく見えるのは____
トア
花子くん
トア
花子くん
僕は本音をぶつけてみることにした
トア
トア
トア
トア
トア
トア
その時
ぎゅ
___花子くんが 抱きしめてきた
怖かったんだ。
離れていくのが怖かった、 特にトアが、
後ろ指をさして離れていくのが とてつもなく怖かった
でも聞くしか無かった
花子くん
トア
予想外の返事で驚いた
トア
トア
トア
トア
トア
あ…トアは何も変わってない
"簡単すぎる人生に 価値なんてないよ"
"僕は司と普が いてくれれば 何も望まないよ"
今までもこれからも 俺の大好きな____
俺は気づいたら トアのことを抱きしめていた
トア
トア
花子くん
トア
頭を撫でてくれるトア
気づいたら涙が出ていた
トア
トア
______だから"死"を選んだ
花子くん
花子くん
トア
トア
"僕と普は一蓮托生でしょ?"
花子くん
ねぇ、もし俺が 司を殺してなかったら
死んでなかったら
君は俺に振り向いてくれたのかな
また3人で、 笑いあえたのかな…
輪廻
輪廻
輪廻
輪廻
輪廻
輪廻
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