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栗々 季界

あぁ、そうだ、準備しねえと…(部屋から出ようと)

栗々 季界

うわぁっ!?

栗々 季界

な、なんだこれ…!?揺れてる…!?
…地震……?
いや待て、今の俺は付喪神のはず…

栗々 季界

うぎゃっ、地面が割れ…っ!?

栗々 季界

ああああああああああ!!!!

栗々 季界

………

栗々 季界

…んだ?ここ

栗々 季界

…浮いてる!?

栗々 季界

…いや……
そもそも付喪神になってる?ってことも非現実的なんだ、空中浮遊してるのも不思議ではねぇな…

栗々 季界

…周りに浮かんでるのは……トランプ…?他には鍵、時計…

栗々 季界

うーん…とりあえず、動けるっちゃ動けるっぽいし…
空中浮遊なんて初めてだから、ちょっとよく分かんねえけど…

栗々 季界

…よし、感覚掴んで動いてみるか

栗々 季界

うわっ、なんか動くと物理的にふわふわする…

栗々 季界

うーん…うわぁっ!?(急に浮遊力が無くなり、突如落下していき)

栗々 季界

……あ、あっぶねえ…
…トランプに乗ってる?

栗々 季界

…そういや、浮いてることばっかに意識が向きすぎて気付いてなかったけど…
このトランプ共、結構でけぇな…
50cm×3mぐらい…?

栗々 季界

厚さは普通のトランプと同じぐらいだな…
よくこれで破れねぇな

栗々 季界

……ところで、これ帰るにはどうしたら…

???

御望通利。

栗々 季界

うわぁぁっ!?!?(トランプが破れ、落ちていく)

栗々 季界

…?も、戻ってきた?
というか、さっき声が…

青空

栗々 季界

あ!

青空

「おかえり」

栗々 季界

ただいま、青空

青空

「そろそろ行く時間だから、むかえに来たんだ。いないなーって思ってたら、急にドサッてふってきたからびっくりしたよ」

栗々 季界

あはは、すまんな…
なんか不思議な所行ってて…
…って、そろそろ行く時間?

青空

「そうだったんだね」

青空

「うん、そうだよ」

栗々 季界

今は何時なんだ…?

青空

「10:54だよ」

栗々 季界

えっ…?
なんで3時間半も…

青空

…?

栗々 季界

…あーいや、なんでもない。

栗々 季界

(心の声「そういう場所だったのか…?」)

青空

「じゃあ、行こうか」

栗々 季界

あぁ、そうだな!

栗々 季界

おーい、皆!

愛色恋音奏

あ、季界!青空も!

青空

「おまたせ」

柱木

大丈夫だぞ、気にすんな

果幡

よし、これで全員揃ったし…
行こうか!

霤琶

足引っ張んないでよ、兄さん

果幡

なんで僕!?

栗々 季界

あはは!
じゃあ、扉開けるぞ?

青空

「うん!」

栗々 季界

いってきまーす!

栗々 季界

うーん、外に出たは良いものの…
どこに行く?

霤琶

うーん…
って、なんか落ちてるよ?

愛色恋音奏

なんですのなんですの〜?

栗々 季界

これは……
超簡易的な地図?

柱木

この『神』ってのは…
神屋敷のことか?

青空

「そうじゃないかな?」

果幡

とりあえず…この『宝』って所に行ってみる?

栗々 季界

だな、行ってみるか

栗々 季界

へぇ〜、こんな所もあったんだな

霤琶

わたしもここは初めて来た…

果幡

この先に『宝』のやつがあるんだよね?

愛色恋音奏

ですわね、
直訳するのならそこにダイヤモンドとか、宝石店とかがあるはずですの

栗々 季界

とりま、行ってみる他無いな

青空

「そうだね」

青空

「そういえばさ」

柱木

ん?

青空

「季界ちゃん、今日朝落ちてきたよね、どうしたの?」

栗々 季界

あー、それか…

霤琶

落ちてきた……??

青空

「えっとね、10:55ぐらいに季界ちゃんのお部屋に行ったの。それで、いないなーって思ってたら、急に季界ちゃんがベッドにふってきて…」

柱木

そ、そんなことがあったのか?

栗々 季界

えーとな、実はさ…
7時半ぐらい…ちょうど柱木が起こしに来てくれた頃だな。
そんぐらいに部屋から出ようとしたら、急に部屋が揺れて…んで地面が割れたんだ。

愛色恋音奏

ふむふむ…それでそれで?

栗々 季界

そんで、落下するような感覚に襲われて…
気付いたら、でけぇトランプとか時計とかが浮いてる場所に居たんだ。
で、俺も浮いてたんだが、突如浮けなくなってな…
なんとかトランプに着地したんだが、変な声が聞こえたら、その瞬間トランプが破れて…
で、落ちたら部屋に戻ってきてたって訳だ

青空

「そうだったんだ…」

果幡

なるほどねぇ〜…すごい不思議だね

霤琶

もしかしたら、別の付喪神の仕業かもね

栗々 季界

あはは、んなことあるか?

愛色恋音奏

非日常ですわ〜…
ワタクシも体験してみたいですの!

栗々 季界

まぁ、俺の想像する限りではそんなこと早々起こらないんじゃないか?
…起こって欲しくないが正しいかも

柱木

まぁ、話を聞いてもよく分からんし…
そんなことには出会いたかねぇな。
お疲れ様、季界

栗々 季界

おう…

果幡

あ、もうここを直進したら宝のとこじゃない?
何か見えてきたよ!

霤琶

あ、ほんとだ。
じゃ、進もうか

花歌を口ずさむ神々のパレット

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