TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

数日後、

仕事が終わり最寄りの駅へ向かおうとゆっくり歩いていた

あともう少しで改札、

ってところで誰かに肩をポンポンと叩かれた

振り向かなくても匂いでわかった、

甘くて、男の心をくすぐるような 香水の匂い

あなた、だよね、

振り向くとしばらくあっていなかったあなたの姿、

いや、正確に言うと俺の中では会っていた、

だから久しぶりでも何でもなかった

どうして、だろう、

会いたくなかったのに

会えたこの喜びは、

矛盾してるよね、

バカみたいだ、

ただ一時のむかつきに拗ねてるだけの子供みたい、

しばらく驚き戸惑っている感情とどうしていいか分からない混乱の感情が入り交じっていると、

坂浜はる

なんで最近あってくれなかったの??

小さな声が俺の硬直を破った

中島健人

えっと、

坂浜はる

寂しかったのに、

中島健人

ご、ごめん、

坂浜はる

今日はお酒飲むの付き合ってね、

中島健人

う、うん、わかった、

「今日するのは無理なの?」

なんて耳元で言われると しないって決めてても しなくちゃって思う

中島健人

ちょっと、分からない、

なんて子供かよって思うくらいの返事にあなたはこう言う

坂浜はる

お酒飲んでからでいいから決めて欲しいな、

あなたはいつもずるい

お酒が入ってしまったら するしか無くなっちゃうじゃん、

逃げ場が無くなるのをわかってる、

けど、俺はそんなずるいあなたに溺れているから

ちょろいから

言っちゃうんだよ、

中島健人

考えとく、

そのままあなたは俺の手を引き ネオンサインの光が強く目がチカチカする繁華街へと足を進める

そしてその中の一つである バーの中へと入っていく

坂浜はる

マスター

坂浜はる

いつものお酒ちょうだい

何やらマスターにいつものお酒を注文してるが 俺がここに来るのは初めて、

前に見た男と来てたのか?

なんで俺よりも先にその男と来てるの?

なんでそんなところに俺を連れてくるの?

俺の頭は疑問でいっぱいだった、

しばらくして俺もレモンサワーを 頼みあなたと少しずつ話し始める

坂浜はる

なんで最近あってくれなかったの?

中島健人

中島健人

仕事が忙しくて、

坂浜はる

嘘つき

中島健人

嘘なんか、

坂浜はる

さっきも言ったけど

坂浜はる

寂しかったんだよ、

坂浜はる

心配もしたし、

中島健人

なんか、ごめん、

坂浜はる

でも、無事なら良かった、

坂浜はる

ずっと会いたかった

中島健人

っ、

そんなこと言われたら 離れられなくなる、

ずるいよ、

結局俺は、

そのままラブホテルへと向かうこととなった、

部屋に入り

ベットに座ると

坂浜はる

今日は抱きついてこないんだね

悲しい目をして話すあなた

中島健人

触って、いいの?

あなたの膨れ上がったその憂いとも

蔓延るヘイトも、

今ここで嫌って断ってくれたら

悪い期待も、変な希望も

しなくてよくなるでしょ?

でも、触ってしまえば

終わらない気もして、

君といる未来は無い気がして、

なんか、ダメな気がして、

欲望で言うなら いいよとは言って欲しくない、

でも、いいよとも言って欲しい自分が心のどこかにいて

この黒く濁った心をあなたの反応次第で変えられるのかもしれない、

あなた次第なんだよ、

坂浜はる

いいよ、

坂浜はる

私は健人くんに溺れたい

言ったよ、

本気にさせたのはあなただからね

この作品はいかがでしたか?

177

コメント

6

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚