僕達の恋の大作戦

それから、休みごとに映画を見たり、買い物に行ったり、今日は遊園地デートに行った。

楽しかった遊園地デートが終わり、藤澤は2人と別れ自宅に帰るとリビングにあるカレンダーを見ながら、考えていた。

『今まで、ずっと、一緒にいたはずなのに…』

『なぜか、告白されたあとの時間は 　前よりも、もっと、大切で…』

『温かくて…』

『ものすごく、キラキラして…』

2人のいろんな一面をみるたびに 今までになかった感情が湧いてくる。

藤澤は考えたくなくて、カレンダーから目を離した。刻々と時間が近づいていた。

答えを出すまで、あと2週間。

仕事が終わり3人で食事することになった。いつものように大森の家で食事をすることになっていたが、大森の仕事が終わらず先に、若井と藤澤が先に家に行って若井と藤澤はご飯を作っていた。

若井は野菜を炒めながら、藤澤に言った。

そのあと、大森が帰ってきて3人で食事をしたが若井となんとなく、いつものように会話できなかった気がする。

なにより、いつも食べてる若井の料理が 少しほろ苦い味がした。

つづく