そしてその連絡を聞いてやってきたのは・・・・
美里
さつき!大丈夫?
武志
・・・・・・
紛れもない武志君と、美里ちゃんで・・・。
さつき
えっ?武志君?無事だったの?美里・・・なんであなた達2人が?どうして・・・・
2人が来たことで、さつきはパニックになりかけていたらしくて・・・
俺のところに2人は来てくれて
美里
翔くん、大丈夫?
櫻井翔
2人とも来てくれたんだね。
と、平静を装ってはいたけれど・・・
美里
ねぇ?翔くん・・・一体何があったの?武志君の記憶喪失より、ひどくない?
事実を聞いたらしい美里ちゃんは俺にそう言った。
櫻井翔
・・・うん、酷いかもね
武志
ややこしい事になってますね
櫻井翔
すいません、おふたりに迷惑かけて・・・・
美里
翔くん・・・
嵐4
・・・・・
4人はこれまでの話を黙って聞いてくれていた。
櫻井翔
とまぁ、午前中はこんな感じでバタバタしていたんだ。
松本潤
そっか。それ大変だったね
櫻井翔
(ฅ д・)ゞイテテ…
松本潤
ねぇ、片手で大丈夫なの?
櫻井翔
利き腕じゃない方だからなんとか
相葉雅紀
せっかく料理を覚えたのにね
松本潤
で?さつきさんはこれからどうするんだろう
櫻井翔
さつきはまだ、入院が必要みたいでさ・・・
松本
そうなんだ
櫻井翔
俺が居なくても・・・さつきは記憶がないから・・・
松本潤
まって。なんで?
相葉雅紀
翔ちゃん、まさかこのまま別れる気でいるとかじゃないよね?
二宮和也
・・・・・・
大野智
・・・・
櫻井翔
わからないんだよ。どうすればいいのか
コンコン
ノックされた
櫻井翔
はい
武志
こんにちは、櫻井さん。あっ、みなさんも来ていたんですね。ご無沙汰しています。
と、武志君はご丁寧に挨拶してくれた。
美里
みんな、こんにちは!すごーい!嵐だ!勢ぞろいしてる
と、嬉しそうな美里ちゃん。
松本潤
あの?さつきさんの様子はどうなんですか?
美里
やっと、わかってくれた。私たちが付き合っていること
櫻井翔
そっか。それは良かった
武志
でも、暫くは僕達がお見舞いに行きます
相葉雅紀
えー?僕らはお見舞いに行けないってこと?
武志
そういうわけでは・・・・
美里
たぶん、大丈夫だと思う。翔くん以外なら
嵐4
えっ?Σ(゚д゚;)Σ(゚д゚;)Σ(゚д゚;)Σ(゚д゚;)
と、驚く4人。
櫻井翔
・・・・そっか
なぜか冷静な俺。
美里
こんなこと言いたくないけど・・・今行くと邪魔かも・・・・
松本潤
えっ?何それ・・・
武志
さつきの面倒を見たいって人が来てね・・・・
と、俺の方を見るたけ。
櫻井翔
・・・・・(あの人か)
誰が来たか俺にはわかってしまった。
相葉雅紀
翔ちゃん?
と、それを知っているのを気づいた雅紀。
櫻井翔
まぁ、そういう事だ
二宮和也
・・・・・・・
ニノにも気づかれてしまっていた。
俺は平気なフリをして、涙も堪えて・・・
櫻井翔
さぁ、帰ろっか
と、笑った。
泣きそうだったけど、ここは笑顔を作らなきゃ・・・・そう思ったんだ。
相葉雅紀
翔ちゃん・・・・
櫻井翔
俺はきっと用無しだから・・・・・
美里
翔くん・・・
俺は、病室を出た。
武志
一体さつきと彼の間でなにがあったんだろうね
相葉雅紀
・・・・・
大野智
・・・・・・
松本潤
・・・・・・
二宮和也
・・・・・
相葉雅紀
こんなの切なすぎるよ!
松本潤
・・・・・なかったことに・・・なる・・・か
大野智
・・・・・・
二宮和也
・・・・・・
何も言えずにいるメンバー達だった。