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スタート

ya

ねぇ...

et

何?

ya

etさんはなんで星が好きなの...?

et

まだそれはいーわない

ya

え...

et

まぁまぁ

et

もうちょっとで夕食の時間だよ

ya

ゆうはん...

今まで

栄養薬とかゼリーとかしか食べてなかった

だって

親がご飯を作ってくれないから

そもそも

食べる気力がなかったから

ナース

ご飯のお時間ですよ

et

わーい!

ya

(食べられるかな...)

ナース

残しても大丈夫ですからね

ya

あっ

ya

ありがとうございます...

et

パクパク

et

おいしー✨

本当にこの人は病気なのか

そう疑ってしまう

ya

パクパク

ya

...

ya

(味がしない...)

この時思ったことは

自分は心だけでなく

味覚も死んでいたと言うこと

ya

(ダメだ)

ya

(食べたら吐いちゃうッ...)

et

モグモグ...

et

スゥゥ

et

せんせーーーーーーーーーい!

百合先生

etちゃん病院で叫ばないでってなんかいいったらわかるの...

et

ん!(yaくんを指差す)

百合先生

ちょっと待ってて...

ガサゴソ

百合先生

ちょっとカーテン閉めるね

百合先生

etちゃん耳塞いでて

百合先生

ここに吐いていいから

ya

フルフル(横にふる)

これ以上

迷惑はかけたくなかった

百合先生

ごめんねッグッ(お腹を少し押す)

ya

ッ!

ya

おえっッ

やってしまった

そう思った

ya

ゲホッゲホッ

ya

ごめんなッさいッ(震)

百合先生

いいのよ...

百合先生

無理して食べなくていいから...

汚いことをしたら

お母様に怒られる

百合先生

お皿下げておくね

ya

はいッ...

ya

ッ...

et

yaくん

et

無理しなくて

et

いいんだからね?

そんなこと言われても

俺は信じることができなかった

生きる意味がない

存在価値がない

そんな人間だから

いつの間にか

人が信用できなくなった

だから無意識だったのだろうか

ya

スッ(カッターを持つ)

et

えッッ?

グサッ

俺はetさんの目の前で

自分の腕に

思いっきり

カッターで腕を刺した

続く

♥️500

死にたい俺と生きたい君~あの星に願いを込めて~

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ゆあんくん、ついにそこまで...

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