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その数日後
下校の時間、私が靴を履こうとしていると、誰かが走ってくる足音が聞こえてきた
涼介
江美
涼介
江美
涼介
涼介くんが少し顔を赤くして、アタフタしながら言う
江美
江美
涼介
江美
涼介
涼介くんはホッとしたような笑みを浮かべて走っていった
江美
江美
私は小さくため息をついて、涼介くんの靴箱を見つめた
シズカ
江美
シズカ
江美
シズカ
シズカは私の顔を覗き込んでくる
その目は全く笑ってない
江美
シズカ
江美
シズカ
江美
シズカ
江美
江美
シズカ
シズカ
すると、天使のようににっこり笑って
シズカ
江美
江美
江美
あの、図書館で勉強しようって約束した翌日の月曜日……
涼介
江美
と、曖昧に誤魔化して、すぐに目をそらした
それからは、涼介くんも話しかけてこない
私は、涼介くんがだんだんと遠い人になっていくのを感じた
その日の帰り、委員会に出席していた私は、1人で自転車置き場に向かっていた
もう外は結構暗くなっている
すると、鞄の中の携帯が震えた
江美
急いで出てみると…
シズカ
江美
シズカ
江美
シズカ
シズカ
江美
シズカ
江美
シズカ
私はため息をつきながら電話を切って 鞄にしまう
江美
江美
そう思うと、つらくてたまらなかった