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暑い夜だった
今年1年で1番の暑さだった
そんな猛暑日に俺は 片思いの人に想いを告げようと していた
ぷ
ま
ぷ
ま
ぷ
ま
ぷ
ま
ぷ
汗が止まらない
フラれたらどうしよう なんて心配が今になって 汗とともに溢れ出した
ま
目の前の男は 今にも涼しげで 飄々としている
彼の白い肌が月影に照らされていて 俺は無意識に彼を見つめていた
ま
ぷ
ま
ま
ま
ぷ
ま
ま
ぷ
ま
ま
ぷ
こうして 俺の初恋は あっけなくそして 不可解に幕を閉じた
その日の朝
井戸の中で 1人の死体が発見された
俺は群がる村人の隙間から 運ばれていく死体を覗いた
その死体はアザだらけで 顔は腫れ上がっていた
きっと酷く殴られた後 井戸に投げ入れられたのだろう
昨夜失恋をした相手に 酷く似ていた
ぷりっつが引っ越してきた 小さな集落「安宅」
この村には有名な昔話がある
安宅の山々の上には 化物が潜んでいる。 その化物は猛暑の夜に 村に下りてきて 人間を喰らう。 というものだ
ただの子供騙しだと思っていた
だが
この村では 不可解な殺人事件が 度々起こるのだ
呪いだと村人達は恐れている
この呪縛から解き放たれた時 この村に幸福が持たされるだろう
ま
ぷ
あき
ち
け
あと
こ
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし