私は灰谷和葉(かずは)
お母さんはいないけどお父さんの灰谷蘭の家に住んでる
高校も行かしてもらってるしいいお父さんだと思う
でも、学校に行きたくない、
私はいじめられてるの…
助けてお父さん…
灰谷蘭
和葉
ニコッ
灰谷蘭
和葉
灰谷蘭
和葉
…助けて、、、
和葉
灰谷蘭
和葉
灰谷蘭
こんな感じに家を出て、
お父さんもきっと不自然に思ってるだろうな
…もうすぐ学校だ、
行きたくない…
いや、頑張らないと
私はお腹がキリキリ痛むのを無視して学校へ急いだ。
和葉
和葉
クルッ
何を思ったのか私は学校の門をくぐらずUターンした
和葉
自分でも理由がわからなかった
どうして学校へいかなかったんだろう
考えてもまとまらない考えが邪魔で
でも、学校にいかなかったことによる不安がどんどん溜まっていって
お父さんに怒られるかも、
学校にも迷惑がかかってる、
和葉
まとまらない、ずっとまとまらない
怒られない方法も迷惑をかけない方法も自分には分からない
和葉
和葉
家の前まで帰ってきた
制服のままだったら歩いてたら通報されちゃうかも…
だから、着替えてから外に出よう…
着替えて急いで外に出よう…
よし、着替えれた
急いででよう
ブーブーブー
ふと、自分のスマホが揺れた
電話だ
表示を見ると゛お父さん゛と
予想していた表示が、
和葉
和葉
不安でいっぱいの自分の心、
ブーブーブーブーブッ
きれてしまった。
和葉
和葉
ふと、足元にカッターが落ちていることに気づいた
和葉
自分を止めることはもうきっと無理なんだろう
自分はさらけ出した手首をゆっくり切った
ボタボタボタ、、、
流れていく自分の血液
何にも代えがたいナニか、
和葉
痛かった、痛くないわけなかった
ゆっくり切ったそれは不思議と止まらない、
でもそれが心地よかった
ガチャ!
ふと、音が聞こえた
確かに聞こえた
でも、止まれない
ボタボタボタ、、、、、
私の部屋はもう真っ赤だった
バンッ!!
灰谷蘭
灰谷蘭
眼の前で止まったお父さんをぼーと見つめた
私の思考はもう止まってた
灰谷蘭
お父さんはそういった
くるしかった、
灰谷蘭
かけられた言葉は私の心にどんどん染みた。
ボロボロ溢れる涙、私は何も言葉を発さない
そんな私をお父さんは抱きしめた
灰谷蘭
和葉
灰谷蘭
和葉
和葉
そこから私の視界は真っ暗に思考もシャットダウンした、
起きたら知らない天井だった
灰谷蘭
隣にはお父さん
和葉
灰谷蘭
和葉
和葉
和葉
言おうとした言葉はお父さんの指で止められた
灰谷蘭
灰谷蘭
灰谷蘭
灰谷蘭
灰谷蘭
灰谷蘭
和葉
和葉
灰谷蘭
和葉
灰谷蘭
灰谷蘭
灰谷蘭
灰谷蘭
和葉
和葉
灰谷蘭
和葉
灰谷蘭
和葉
お父さんの部屋だったのか、
正直、学校にはもう行きたくなかったからよかった、
灰谷蘭
和葉
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