いぬミラクル

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★シリーズ(◍•ᴗ•◍) 　１話完結型を 　思いつくまま不定期更新

■いぬミラクル■ 　エル(元わんこ)✕うさぎ(飼い主)

〈 全開！番犬くん 〉

元いぬなのに、エルくんは家事ならなんでもこなす器用な人間です。

もう、今の俺は料理から洗濯、掃除、光熱費の支払いまで殆どをエルくんに任せちゃっています。

な、なんかそんな俺って··· 人としてどうなんだろ···

兎「いつもアイロンまで有難うな～」 Ｌ「そでのぼたん、とれかけとったからつけなおしといたで！」 兎「そこまで？ほんとありがと」

Ｌ「ぼたんくらいなんてことあらへんから、いますぐきすして？」 兎「す、すぐそれだ～///」

Ｌ「ねえ～、うーくぅん···　ちゅ」 兎「ん、んむ···///」 　ちゅむっ　ちゅく、れろれろ···

　ピンポーン

兎「ぷは、だっ誰か来た、放してっ///」 Ｌ「ちっ」 兎「舌打ちしちゃだめー」

論「うーく～んまた来ちゃった、エルくん撫でさせて～」 兎「あー論ちゃん！あの、ごめんなさいエルはちょっと今、その、」

Ｌ「だれ？あ、おとなりさんか。もうこんといて」 論「え？え？」 兎「こらー！可愛がってもらったろ！」

Ｌ「うーくんといっしょにおらんといてくれへん？」 論「えー？な、なにキミ？」 兎「ごっごめんねコイツいい奴なんだけど酔っ払ってて！」

論「そ、そうなんだ、じゃあおすそ分けだけ置いてくよ、今朝お土産にもらった魚！」 兎「あーいつも有難うね」

論「じゃあまた今度なでさせてね～」 兎「ごめんねホント」

Ｌ「うーくんにちかよらんでや」 兎「こらー！もう！」 論「じゃ、じゃあ···」

　パタン

兎「全く元が犬なのに恩知らずだよ〜」 Ｌ「おれのおんはうーくんにしかあらへんの」 兎「あ～今度撫でにきたら論ちゃんに何て言おう」

Ｌ「···ろんちゃんってよんじゃだめ、となりのやつでいい」 兎「なんでそんなに敵対心燃やすの···」

Ｌ「やきもちにきまっとるやろが」 兎「別にフツーの友達だよ？みんなとは仲良く生きていこうよ」

Ｌ「うーくんにあいされとれば、おれはせかいじゅうがてきでもへいき」 兎「世界中が敵の人と愛し合うってのも怖いです···」

Ｌ「おれにさえあいされとったらこわくあらへんやろ···うさぎ？」 　あごクイ 兎「ほ、ほんとに犬だった？？///」

Ｌ「さーて、さかなおれがやくわ。わたとあたまをとって···しおやきがいい？それともむにえるにしよか？」 兎「エルくんいつもありがと！すごいな〜何でもできるんだな〜」

Ｌ「あとふようかぞくのてつづきすんだら、ねんまつちょうせいのしょるいもおれがきにゅうしとくよ」 兎「エルくんってどこまで勉強してんのっ!?」

Ｌ「うーくんのためにいきとるから、いっぱいべんきょうしとるんや」 兎「あ、ありがと、うわぁえらいなぁお前！」

Ｌ「ほんなら···ごほうび、ちょうだい···？」 兎「へ？？　ま、待って魚が先っ、んんん〜！///」

器用で賢くて何でもできるエルくんなのに、おあずけができません！///

END おあずけできないくらいよしとしましょうよ