番外編
レナ・ローレン(男装)
ジェイド&フロイド
今日は、2人の誕生日
まぁ、見事にめかしこんでいて
アズールが隣で一眼レフ構えて写真を撮っている
ジェイド・リーチ
パーティには、たくさんの人が参加していた
1年生から、3年生まで色んな人が·····
フロイド・リーチ
フロイド・リーチ
レナ・ローレン(男装)
私の言葉で固まる2人
え·····私、なんか変なこと言った?
レナ・ローレン(男装)
フロイド・リーチ
フロイド・リーチ
ジェイド・リーチ
いや、涙ぐまないでくれる!?
そしたら、リーチが誰かに呼ばれてそっちに行く
なんだか、寂しい·····
え、なんで?え?
ジェイド・リーチ
レナ・ローレン(男装)
レナ・ローレン(男装)
私はジェイドにプレゼントを渡す
レナ・ローレン(男装)
ジェイド・リーチ
そう言って、ニコニコして受け取るジェイド
キノコ図鑑は、正解だったな
そしたら、ジェイドも呼ばれてそっちに行ってしまう
私はポツンと残された
·····ご飯でも食べよ
私は隅でご飯を食べていた
フロイド・リーチ
レナ・ローレン(男装)
パーティの一日目が終わって部屋に戻る
レナ・ローレン(男装)
フロイド・リーチ
私は、パーティの事を沢山リーチから聞いた
フロイド・リーチ
レナ・ローレン(男装)
しばらく、話したら
私はある事に気づく
レナ・ローレン(男装)
レナ・ローレン(男装)
フロイド・リーチ
フロイド・リーチ
フロイド・リーチ
笑顔が怖い怖い
私はプレゼントを出す
レナ・ローレン(男装)
レナ・ローレン(男装)
フロイド・リーチ
レナ・ローレン(男装)
私はもうひとつの包みを出す
レナ・ローレン(男装)
フロイド・リーチ
フロイド・リーチ
レナ・ローレン(男装)
レナ・ローレン(男装)
フロイド・リーチ
レナ・ローレン(男装)
フロイド・リーチ
レナ・ローレン(男装)
フロイド・リーチ
だって·····
レナ・ローレン(男装)
フロイド・リーチ
レナ・ローレン(男装)
レナ・ローレン(男装)
レナ・ローレン(男装)
ごめん·····リーチ
こんな言い方しないで
普通に感謝をしたいんだけど·····
フロイド・リーチ
フロイド・リーチ
そう言って、微笑むリーチ
フロイド・リーチ
フロイド・リーチ
フロイド・リーチ
レナ・ローレン(男装)
フロイド・リーチ
そう言って、頬杖をするリーチ
しばらくして、リーチの言っている事が分かった
レナ・ローレン(男装)
フロイド・リーチ
フロイド・リーチ
そう言って、私の手を取って部屋の外へと出る
今は男の姿といえども·····
流石に恥ずかしい
だけど、そんな私の気も知らずに手を引いて歩いていくリーチ
しばらくしたらあるところに着いた
モストロラウンジの物置
レナ・ローレン(男装)
モストロラウンジの、奥の部屋にあった薄暗い部屋には物が沢山置いてあった
壺だったり、置物だったり、照明だったり·····
フロイド・リーチ
フロイド・リーチ
フロイド・リーチ
そう言って、部屋の真ん中の盛り上がっている布を一気にリーチが引く
少しホコリがたって、出てきたのは·····
レナ・ローレン(男装)
フロイド・リーチ
白い大きなグランドピアノ
確かにモストロラウンジの雰囲気にあっているピアノだ
レナ・ローレン(男装)
フロイド・リーチ
そう言いながらリーチはピアノの蓋を開いて
椅子に座る
フロイド・リーチ
レナ・ローレン(男装)
フロイド・リーチ
フロイド・リーチ
レナ・ローレン(男装)
フロイド・リーチ
そう言って、ケラケラと笑うリーチ
フロイド・リーチ
フロイド・リーチ
レナ・ローレン(男装)
フロイド・リーチ
そう言って、ニコッと笑って
鍵盤に指を置いて私に話しかける
フロイド・リーチ
そう言って、リーチはピアノを弾いていく
この曲·····私が好きな
『パート・オブ・ユア・ワールド』
なんで、知ってるだろ?
リーチのピアノは、優しくて滑らかな·····
ホントの海の底の様な音色だった·····
レナ・ローレン(男装)
レナ・ローレン(男装)
私は小さく歌い出す
いや、私が歌ったんだじゃない
リーチのピアノを聞いていつの間にか歌っていた
リーチは微笑んでいる
あぁ·····楽しい
いつぶりだろう、こうやって大きな声で女の声で歌えるのは
フロイド・リーチ
俺は小さな声で呟いたが
クリオネちゃんは歌い続けている
この曲は·····
グレイトセブンである、海の魔女の元に訪れた
1人の人魚の少女の歌
クリオネちゃんは、まるでその人魚のように歌っている
クリオネちゃんの歌声は
いつも話している声より、高くて
突き抜ける様な鋭い声なんだけど、どこか憂い帯びた甘い声
ずっと、聞いていたくなる·····
俺がこんな提案をしたのは、1年の時に·····
俺が、風呂から帰って部屋に入ろうとすると
歌声が聞こえた
そっと、ドアを開けて
隙間から覗くと
小さな声で歌っているクリオネちゃん
だけど、聞いててとても心地よかった
俺はそれからずっと、風呂から帰ってはクリオネちゃんの歌を聞いていた
この曲はいつも、クリオネちゃんが歌ってた曲
レナ・ローレン(男装)
ちょうどサビの部分に入った
俺は、頭で何度もクリオネちゃんの声を響かせて
ピアノの指を動かせた·····
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