コメント
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ウギャァァァーー!!!可愛いが過ぎる……! いつもの感動系も良いですが、今回の様な日常を抜き取った感じ?(語彙力)もとても好きです!!!! そしてbrさん…ずっと笑顔でいてくれ…!
注意
・腐あり ・捏造 ・ご本人様とは関係ありません
sm×brです。
大丈夫な方はどうぞ
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朝目覚めてコーヒーを飲んでいると、 彼が眠い目をおさえて起きてきた。
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俺と彼は付き合っていて、今は一緒の家に住んでいる。
一緒に暮らしてて困ることが無いことはないが、 いつも彼を許してしまう。
まぁ、そんなところも彼の魅力だと思う。
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俺が疑問に思ったことを聞くと、 彼自身も自分の腕に収まる枕を見て驚いていた。
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彼は寝ぼけたようなはっきりとしない声で返事をして、 ソファーに横になった。
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彼のいるソファーに近付いた瞬間、 そこで寝転がっていた彼に引っ張られて体勢を崩し、ソファーに倒れ込んだ。
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俺は今、彼の大きな体に包まれ身動きが取れない状態だった。
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彼は俺をさっきよりも強く抱き締めて、 いつもとは違う少し不安げな声で話し始めた。
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彼の顔は見えないけど、きっと悲しそうな顔をしているのだろう。
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彼は、意外とふとしたことで急に不安になることがある。
でもこういうことはたまにしかないので、 俺もこのような時どうすればいいのかわからなくなるのだった。
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彼が俺を抱えたまま、のそりと起き上がった。
そして彼は、自分の太もものところに俺を乗せる。
やっと彼の顔が見えるようになると、彼はいつもの柔らかい笑顔で笑った。
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また突然抱きつかれ、俺は驚いてしまった。
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口ではこう言いながら、俺も彼のこんなところが大好きだった。
その日の夜
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俺が布団に入り目を閉じて眠りにつこうとすると、 隣から布団の擦れる音がした。
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俺が思わず声を掛けると、彼がもぞもぞと俺の方へ寄ってきた。
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彼はそう言いながら、俺の手を握った。
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彼は申し訳なさそうに俺に近寄る。
俺はそんな彼の背中を、彼の手と繋いでいる手とは反対の手で ゆっくりさすった。
彼の呼吸が落ち着いてきたとわかった頃、俺は気が付けば眠りに落ちていた。
明け方のまだ日が昇らない頃、俺は彼に揺さぶられて目を覚ました。
起きると彼は悲しそうな顔でこちらを見ていた。
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彼は悲しそうに俯く。
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彼は、梅雨の頃の雨で屋根をしたたる水滴かのように、 ぽつりぽつりと言葉を途切れさせながら話した。
途中からは彼も落ち着いてきたのか、 夢とは関係のない話もたくさんした。
そうして日が昇る頃、彼は喋り疲れてうとうとし始めた。
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彼の目が、段々まどろんできている。
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彼は俺の言うとおり横になり、目を閉じる。
すると彼はすぐに寝息をたて始めた。
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俺も彼の隣に横になり、目を閉じた。
目が覚めると、部屋には暖かい光が差し込んでいた。
時計の方へ目を向けると、針は11時頃を指している。
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ふと俺の隣へ目をやったが、彼は既にいなかった。
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そんなことを思いながら俺は寝室を出た。
リビングに入ると、キッチンからいい匂いがした。
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俺が小声でつっこんでいると、 彼は美味しそうな料理を手に持って運んできた。
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二人「いただきます」
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俺は先程見た夢を思い出そうとする。
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彼はそう言って笑う。
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彼の照れくさそうな笑顔に、ついつられて俺も笑みがこぼれた。
……そういえば、彼は最近悲しい表情ばかりしていたな。
そのせいか、彼の笑顔をしばらく見ていないような気がしてくる。
彼の笑顔は、どんな辛いことも吹き飛ばしてくれるような、 周りの人をも笑顔にさせてくれるような力がある。
彼のこんな笑顔を、ずっと見ていれたらと思う__
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彼はわくわくして俺の言葉の続きを待っている。
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