コメント
2件
可愛いすぎる……!永眠できそう
注意
・腐あり ・捏造 ・キャラ崩壊 ・ご本人様とは関係ありません
⚠️DV、暴力的要素が含まれます。
shk×knです
knさんがヘラるところがあります
大丈夫な方はどうぞ
↓
パシン
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彼は申し訳なさそうにゆっくり頷いた。
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嗚咽する彼を部屋に残し、俺はその場を離れた。
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俺は彼にぶたれた頬をさする。
後ろのドアからは、彼の泣き声が微かに聞こえてくる。
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俺はきんときと最近恋人になった。
彼は優しくて、かっこよくて、俺にはもったいないほどの人間だと思う。
でも彼には欠点が一つだけある。
彼は、先程のように感情がたかぶるとすぐ手が出てしまうのだ。
それには、彼の環境が劣悪だったためだと思われている。
彼は小さい頃とある夫婦の養子として迎えられ、 初めは幸せな家族の時間を過ごしていた。
しかし何が起こったのか、突如としてその幸せな生活は壊れてしまった。
彼の父にあたる人物は所謂DV男になってしまい、 母にあたる人物はそんな男と縁を切れずにいた。
更にその母親は息子であるきんときに強く依存をし、 きんときを束縛して外との関わりを出来るだけ絶っていた。
そんな束縛状態が何年も続いて、 ついに自由になった時には彼は正常な判断がしづらくなっていたのだった。
彼は暴力をふるう間は別人のようになって俺を殴りつけてくるが、 しばらくするといつもの彼に戻り泣きながら俺に謝ってくる。
彼は自分が暴力をふるっていることを自覚しているので、 最近は一度だけで正気に戻ることが増えた。
彼にとっては前進しているのかもしれない、でも……
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そう……俺は多分もう、狂ってる。
俺も自分がこんな風になるとは思いもしなかった。
それは……恋人になって、同棲を始めたばかりの時のことだ。
ある日俺が友人と遊びに行って、帰りが遅くなってしまったのだ。
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俺を玄関で迎えた彼は、少し怒ったような表情だった。
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俺はいつもの彼とは別人のように声を荒げて大声を出す彼に驚き、戸惑った。
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そして俺は、矢継ぎ早に喋る彼につい強い口調で返してしまった。
そしてその後、口喧嘩はだんだんヒートアップしていった。
俺も頭に血がのぼり、思ってもないことを口にしてしまった。
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次の瞬間、彼は俺に殴りかかっていた。
最初は、怖かった。
彼は意外と力が強く、逃げようにも逃げられなかった。
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彼は俺を殴る間、ぶつぶつと何かを喋っていたが、 俺は上手く聞き取れなかった。
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俺が彼の名前を呼ぶと、彼はぴたりと静止した。
するとみるみる彼は青ざめていき、叫んだ。
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彼の目から涙が落ちる。
俺は……そんな彼の表情を見て、心を貫かれたような気分になった。
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さっきまで無表情で殴っていた彼が、今の一瞬でいじらしく泣いている。
それがたまらなくいとおしくて、俺は自分の体温が上がっていくのを感じた。
なんとしてでも彼を、独り占めしていたい気分だった。
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その日から、俺は時折わざと彼を怒らせるような行動をした。
すると、彼はどんな小さなことでも問いただしてくる。
そして彼は感情がたかぶると、我を忘れて俺を殴りかかる。
人が変わったように暴力をふるう彼も、いつしか大好きになっていった。
彼のこんなところを知っているのは、俺だけ。
その事実に優越感を覚えながら、俺は彼の暴力を誘い続けた。
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彼は暴力をふるっていることは自覚しているものの、 こうして俺に問いただしてくる時の記憶があまり残っていないらしい。
……こんな都合がいいこと、あるだろうか。
そのため、俺はある程度彼を怒らす嘘をつき続けることができた。
彼を怒らせるために色々嘘をついて、 その時彼が悲しい表情をするのは心苦しかったが…… 俺達が愛しあうためには、しょうがないよね……?
普通に愛してるだとか言い合ってベッドに行くのもいいけど、 俺は彼の暴力を受けている時が一番快楽を感じていた。
彼が正気に戻り泣いて謝る時が、一番愛されているように感じた。
……だから、もっと強く殴っていいよ。
今日もその部屋には、鈍い音が響いた。
そんな生活が続き結構経った。
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俺は昨晩彼に殴られた傷の痛みに、顔をひきつる。
……まぁ、痛いものは痛い。それだけは変わらない。
でも……この痛みも、痛々しい傷も、全部彼の愛だから。
そう思えば、この傷が愛しく思えるのだ。
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今は、普通のきんとき。
優しくてかっこいいから、俺はこのきんときも好きだ。
それと、笑った時がめちゃくちゃかわいい。
そんな彼に少しみとれていると、彼は突然決意を固めたような表情をして、 重々しく口を開いた。
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大切な物が手から離れていくような感覚があった。
心拍数が上がり、呼吸がしづらくなってくる。
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彼が心配した表情で俺の顔を覗き込む。
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違う……
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違う…
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違う!!
焦りと不安からか、気付けば俺はきんときを押し倒していた。
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突然のことに頬を染める彼。
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その時、俺の中で何かが切れた。
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俺は彼の両腕を手錠にかけた。
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俺は彼をお姫様だっこする形で持ち上げ、寝室へ行った。
寝室に入ると、俺は彼をベットに乗せ、部屋の鍵をかけた。
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俺はそう言いながら彼の手錠を外し、部屋の隅に放り投げた。
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彼の顔から感情が消える。
これは、彼が暴力をふるってしまう前の前兆だ。
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彼が声を荒げる。
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俺がそう言いかけると、彼は俺の左頬にビンタをした。
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彼は我にかえり俺をぶった腕を見て、泣き崩れた。
俺はその一連の彼の行動に、ゾクゾクしてたまらなかった。
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彼は見たことのない俺の様子に少し怯えた表情を浮かべる。
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俺は部屋を出ようとする素振りを見せる。
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彼は俺の服の裾を掴んで、俺を呼び止めた。
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彼は葛藤するような顔をしてから、俺の右の頬を弱々しく叩いた。
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彼は泣きながら、俺の右頬をぺしぺしと叩き続けた。
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辛そうに俺を叩く彼も、いつも暴力をふるう時の彼とは違った いとおしさがあるような感じがした。
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怯え泣きながら俺を叩く彼を見て、俺はぼそりと呟いた。