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主
主
主
主
主
主
いるま視点
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空腹感と喉の渇きで目を覚ます
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思い出し周りを見渡すと、全員が穏やかな寝息を立てている
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静かに襖を開け、部屋の外に出る
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のびをしながら、中庭に向かった
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息を吐き出し、体から力を抜く
それからきれいな空気を吸い込むと、心がふっと軽くなる
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よく見ると、樫の木の根本に誰かが腰掛けている
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そう言って俯くらんの頭に、俺は優しく手を置いた
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ﾄﾞｻｯ
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急にらんが俺の方に倒れてくる
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なんとか抱きとめられた
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眠っているらんの背中に、そっと呟いた
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帰ってきた俺らを出迎えたのは、賑やかな三人の声だった
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俺はさっき話したらんとの会話を全て伝えた
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なんてことを話していると…
サラ
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サラ
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サラ
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サラ
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🍵
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体が満たされていく感覚に、思わずため息が漏れる
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匠
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☔
匠
サラ
唐揚げを手で掴み、口に運びかけた兄さんの動きが止まる
匠
サラ
サラ
匠
匠
気まずい空気に耐えられなくなったのか、兄さんはそそくさと部屋を出ていった
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サラ
しばらくすると、らんが起きてきた
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サラ
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サラ
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なんてのどかな時間を過ごし、全員のお腹が満ちたころ
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みんな
会議は完全に行き詰まる
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らんの声は、焦ったような兄さんの声と襖を開ける音でかき消された
匠
🌸
匠
みんな
主
主
主
主
主
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👑
みんな
主
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