すみません、花宮さんキャラ崩壊しちゃってるかもです......
研究室の扉が電子音と共に静かに開いた
入った瞬間、全員が一斉に足を止める そこはまるで研究室とは思えない空間だった
壁は清潔感のある白とグレーで統一され、 天井には間接照明が柔らかく灯る
だがその中央に置かれたふかふかのダブルサイズベッド、隅にコンパクトながらも本格的なキッチン設備、置きっぱなしのコーヒーマグ……どう見てもここは研究者の“プライベートルーム”だった
藍川真流
真流がぽつりと呟いた。鋭い目つきで周囲を警戒していたが、拍子抜けしたのか呆れたような笑みを浮かべる
如月 不稲
如月 不稲
如月 幸斗
一方幸斗はベッドに無遠慮に腰を下ろしながら感想を漏らしていた
如月 漣夜
連夜がずかずかと幸斗に近づき、 ベッドから無理やり引き剥がそうとする
如月 漣夜
如月 幸斗
騒ぐ二人をよそに、 不稲は机の上に飾られていた一枚の写真に目を留めた
如月 不稲
写真には、今より若干幼い顔立ちの青年と、 青い目をした小さな男の子が写っていた
藍川真流
如月 漣夜
漣夜の声がしたときには、不稲はすでにその “特殊機器付きのパソコン”のスイッチを入れていた
低くうなるような電子音と共に、 ディスプレイに奇妙なシンボルとログイン画面が表示される
数秒後、画面が自動的に切り替わった
《アクセス先:解析型アンノーン情報収集端末(AUID)》
その名称を見た瞬間、不稲の脳内に直感的な理解が流れ込んできた
これはアンノーン使いの個人情報を集約し解析する、特別な端末
如月 不稲
だが、その先に進もうとすると、あらゆる操作がブロックされてしまった。暗号化、バイオロック、認証コード──どれも突破できず、時間ばかりが過ぎていく
数時間後
扉がわずかに軋みを立てて開き、花宮一桜がふらりと現れた
その顔色はまだ青白く、虚ろな目に意識の濁りが残っている
先ほどの衝突や、幸斗に殴られた記憶など微塵もない
花宮一桜
花宮一桜
困惑した声に、真っ先に反応したのは幸斗だった
瞬き一つせず、すらすらと嘘を編み上げる
如月 幸斗
如月 幸斗
花宮一桜
幸斗の芝居は堂々としたもので、花宮は眉をひそめつつも頷いた
花宮一桜
花宮一桜
そう言って花宮はキッチンに立ち、静かに茶を淹れ始める
香ばしい香りが部屋に広がる中、連夜がぼそっと呟いた
如月 漣夜
如月 不稲
不稲が苦笑を漏らし、幸斗は湯呑を受け取りながら軽く頷いた
如月 幸斗
花宮一桜
花宮一桜
少し寂しそうに目を伏せる花宮 その姿に、一同はしばし沈黙する
だが、すぐに真流が空気を変える
藍川真流
花宮一桜
花宮一桜
花宮一桜
如月 漣夜
花宮一桜
不稲と連夜は目を見開き、幸斗は「ふーん」とだけ呟いて、 湯呑を指先でくるくる回している
ひとしきり会話が落ち着くと、 自然な流れで連絡先を交換することとなった
花宮一桜
如月 漣夜
その後、一同は軽く会釈しながら花宮の部屋を後にした
前回書くの忘れてました。すみません
花宮 一桜(はなみや いお) 枠:若き天才研究員 年齢:23歳 性別:男性 能力:「慧眼開花」―知能を底上げする能力 武器:ナイフ 性格:論理的・客観的・無口・衝突が多い 口調:一人称「僕」、二人称「君/名前」、三人称「あいつ」 好き:読書、1人の時間、静かな場所 嫌い:面倒な人、うるさい人、妨害されること
コメント
4件
親戚…どんな人なんだろうなぁ🤔 連絡も交換してましたし、とりあえず敵対は今のところはないみたいでよかったです…。殺伐とした戦闘シーンも好きですが、どちらかというと平和な方が好きなので…。 というか本当に起きた時に記憶なくしてる…!?
うちの子は、、??校長室でしか出てないぞ……??