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ぷぅぴす

いいよっ!待つよ!羅雨よ!!

ぷぅぴす

僕はねえリアルで誰もTELLERをやらないものだから寂しかったの!!

ぷぅぴす

羅雨のような人が始めてくれて僕は嬉しいよ!!

ぷぅぴす

ツンデレの夢主兼腐主だよね?

ぷぅぴす

話の構成が僕より上手だからフォローするように!

ぷぅぴす

皆様の貴重なお時間を頂いてしまいましました。申し訳ございません。それでは本編行きましょう!!

鳥の囀りと眩しい朝日で目が覚めた。

果たして昨日は何時まで襲われて居たのだろうか。否、考えたくもない

中也を殴って向きにさせた私も悪いが…と反省するも矢張り彼は中也が悪い。

と思うも、中也を放ったらかしにした私が悪いのでは?と危うく迷宮入りする所だったので中也が悪い。と云うことで思考を止めた。

暫く天井をじっと見つめた。

寝心地が悪いと思ったので寝返りを打とうと体を動かすと…激痛が走った

太宰

痛っ…たぁっっ!!

あまりの痛さに私は悶絶した。

そう云えば私は2、3回気絶したのだと思いだした。気絶、然も一回じゃない。其れだけで中也が私をどれだけ乱暴にしたのかが、伺える

思い出そうとするだけで痛みが増すような気がした。

中也

だっ太宰…

中也が申し訳無さそうにゆっくりと襖を開けた。

中也

其の…えっとなぁ

中也は恥ずかしそうに頬を膨らませ

中也

昨日は申し訳なかった

っと其の次には顔を赤らめて

中也

仕方ねぇだろ!!あんな手前見たら誰だって…

逆ギレ。

中也

可愛かったんだから仕方ねぇだろ!!

更にキレる。

太宰

私可愛かったんだ。

中也

んだよ。仕返しのつもりか?

中也

泣き目でとろとろになって

中也

「もっと…」

中也

とか「中也のいっぱい頂戴」

中也

とか云ってたくせに強がるのか?

いじめっ子のようにくくくっと嘲笑う中也。

中也

手前が嫌がらせ出来ねぇ様にビデオだってあるぜ?

私は顔から火が出た。例のビデオとやらを取り返し消すために起き上がろうとした。

太宰

い゛っったっ、

勿論起き上がることは出来なかった。

中也

莫迦っ阿呆か手前は

中也

ビデオなんざ取ってねぇ

はぁ。中也が低俗の盗撮野郎じゃなくてよかった。

中也

まぁ。「もっと…」と「中也の」※以下省略は本当だがな

中也

何なら動けねぇ手前の横で昨日手前が云ったこと、音読してやろうか?

意地が悪いったらありゃしない

太宰

中也!其れは公平じゃないね。

太宰

意地悪は常に公平じゃ無いと駄目

中也

スポーツじゃねぇんだから

中也

取り敢えず今日一日は大人しくしとけ

中也

俺は適当に土産買ってくる。

そう云って今度は乱暴に襖をピシャッと閉め買い物にでかけてしまった。

太宰

あーーーーー

太宰

暇ああああー

太宰

中也に鬼電しよ、

太宰

もしもし?

中也

んだよ。

太宰

暇なんだけど

中也

テレビみろ

太宰

面白くない!

中也

うっせ。今忙しい

太宰

中也ぁー

中也

もう少ししたら帰るから!大人しく待ってろ!!

太宰

ひまぁぁぁぁ

太宰

ぁぁぁぁa

つーつーつーと携帯越しに聞こえる。

太宰

中也の莫迦。

今更寂しいだなんて云えるわけ無いのに

太宰

狡い人

そして、大好きな人

太宰

へっくしゅん

だらし無い嚔のあと変な寒気がした。

埃でも舞っていて誰かが私の噂をしてるのだろうと其の時は飲み込んだ。

然し、時間が経つに連れ段々と熱くなったような気がして、頭も痛くなってきた。おまけに腹も

太宰

もしや…

風邪…

可笑しくはない。だって昨夜はほぼ裸で居たもの少し冷えていたし。

自覚してしまったせいか、頭痛と腹痛が激しくなってきた。

太宰

頭痛は置いといて、

太宰

中に出したなあの莫迦っ

太宰

う゛ぅー痛゛い…

中也

戻ったぞー太宰?

やけに静かだ。太宰がいる寝床を覗くと猫みたいに丸くなって布団を被っていた

中也

おいおい。どうした?

太宰

中也の莫迦っ

中也

は?わからねぇって

太宰

中也の莫迦

ムスッとした顔で只その一文を繰り返し云う太宰。

今の此奴を一言で云うなら 『愛おしい』

太宰

中に出したでしょ…

中也

あっ…

バレた…だって可愛かったもの

中也

仕方ねぇだろ

太宰

仕方ない訳ないでしょう

太宰

私の身体はどうでもいいの?

中也

ああっ。もう

中也

これでチャラな!

太宰の口にキスをした。その時の空項に付いた赤い跡がちらりと見え、俺は赤らめた顔を隠すように顔を覆い下を向いた。

太宰

矢っ張り中也は狡い人。

謝ろうと指の隙間から目を覗かせ太宰の顔を直視した。

あれ?なんか太宰の顔。赤くねぇか?

と思い奴の額に手を当てた

平熱よりかなり温度がある。

中也

何時からだ?

太宰

中也が家出た後ぐらい…

太宰

電話したよ。

中也

暇しか云ってねぇじゃねぇかよ

太宰

お腹と頭が痛い…

中也

辛いな。

太宰

半分中也のせいでしょ!!

中也

まっまぁまぁ

中也

此れだと明日は動けそうにねぇなぁ

俺が眉間に皺を寄せると太宰が

太宰

ごめん…私が体調管理をしなかったから

っと全くだ。らしくない。そんな太宰を慰めるために俺は癖毛の太宰の髪をわしゃわしゃと撫でて

中也

手前と一緒に居れたからもう十分だ

そうだ。暫く太宰と一緒に居ることがなかった。当たり前が嬉しい。心からそう思った。

太宰

中也は本っ当に狡いね

中也

其れ何回目だよ

太宰

二?否三?かな?

中也

俺は今日で手前が愛おしいと思ったのは10回目だ!!

太宰

なんで見栄を張ってるのさ

中也

手前が『狡い』と思えるようにな

中也

取り敢えず大人しく寝とけ

太宰

うん。

二日後には太宰はピンピンしていた。こうして俺達の温泉旅行?は終わった。

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コメント

1

ユーザー

尊い温泉旅行だなぁ!おい!(((何故に喧嘩腰? 後めっちゃ関係ないンですけどおやすみなさい☆

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