5年前
紗良
紗良のお部屋綺麗?
雄大
うん!!すごく綺麗!
結月
やっばいー!
すごく綺麗!
すごく綺麗!
この頃は紗良には結月という妹が居た。
だが、ある事件のきっかけで結月は…
結月
あ~喉渇いた!なんかジュース買ってくる!
紗良
え~一人で大丈夫なの?
結月
行ける行ける!
結月
あ、じゃあ、雄大とも行ったら、いいじゃん!
紗良
それはダメ!
雄大を道連れにしないで!
雄大を道連れにしないで!
結月
ちょっと、お姉ちゃん失礼じゃない?
紗良
は?何がよ
結月
私が必ず事故起こすみたいな
結月
信頼してないじゃん。
紗良
いや、別にそういう訳じゃないけど
結月
もういい。お姉ちゃんなんか知らない!
(紗良の部屋を出て行く)
(紗良の部屋を出て行く)
紗良
ふん!
雄大
ねえ、お姉ちゃん、
紗良
ん?どうしたの?
本当に着いて行かなくていいの? (雄大)
紗良
え、あ~大丈夫だよ!
紗良
(大丈夫…だよね…)
結月
あ~ほんとお姉ちゃん何なの?
店員(不審者)
…
結月
(ん?なんか気配感じる
ま、いっか。)
ま、いっか。)
店員(不審者)
(歩くスピードを速める)
結月
はあ、何買おっかな~
店員(不審者)
…!
フングッ
結月
嫌!う~タ・ス・ケ・テ
店員(不審者)
あ、力が強すぎて意識を失ったようだ。
よし、あっちへ連れて行くか。
よし、あっちへ連れて行くか。
結月
……
結月
ん?ここどこ?
店員(不審者)
やっと目覚めたようだな。
結月
え、誰?!
店員(不審者)
今からお前はここで死んでもらう。
結月
え?嫌!嫌!
結月
助けて!!
店員(不審者)
残念ながら死んでね?
バンッ!!
結月
うぅぅ……(バタッ)
店員(不審者)
よし、任務完了!
雄大
あれ?お姉ちゃん遅いね
紗良のお母さん
本当ね。雄ちゃん
紗良
ん?どうしたの?
紗良のお母さん
結月が遅いのよ~。
紗良
え?そうなの?
紗良のお母さん
ほんと~あの子どこ行っちゃったのかしらね。
雄大
お母さん、この漫画、かっこ良くて面白いよ?
紗良のお母さん
ごめんね。今は、雄ちゃんのこと見れないくらい大変なことが起きてるの。ごめんね。
紗良のお母さん
はあ。早く帰ってきてよ…。結月…。
そう言うお母さんの目は、今にも泣きそうな目だった。
紗良
お母さん…
スタスタ… キィー…(玄関のドアを開ける音)
紗良は走った。
紗良のお母さん
ちょっと!!紗良!!待ちなさい!
紗良
結月…ごめん…結月…
紗良は泣きながら走った。
店員さんに聞く。
紗良
あの…金髪で丸っこい女の子、お宅の店に来ませんでしたか?
店員(不審者)
いえ、ここには来ませんでしたよ?
紗良
そうですか…。教えてくださってありがとうございます。
店員(不審者)
は~い。
バタン。
店員(不審者)
はぁ、危ない、危ない。
(左下↙を見下ろした)
(左下↙を見下ろした)
店員
……
店員(不審者)
もう一人殺したこと、秘密にしなきゃ。
紗良
はあ。結月、見つけれなかった。
すると、家の前から声がした。
紗良のお母さん
イヤーッーー!!
紗良
え?