逃げようとしたら2人に腕を捕まれ「こいつら悪い奴らじゃねぇから一緒に居てやってくれ」とニッコニコの笑顔で言われた
音桜(ねお)
ムリ!コイツらだけは本当に無理!
魁斗
え〜ひどーい
翠羽
お話しようよ〜
音桜(ねお)
したくねぇから逃げてんだろ…
鈴
まぁまぁ、コイツらすげぇ聞き上手だからよ、短時間いるだけでも色んなこと話しちまってるぜ〜?
音桜(ねお)
悪魔を信仰しているヤツらの話し方じゃねぇかよ!
魁斗
俺ら一応そいつらの事情知っておきながらそばに居るんだからな?
翠羽
ゼッテェ知らない人には話せねぇ内容でも俺らには話してるって事は相当な聞き上手かつ人相がいいってことだからな?
音桜(ねお)
……それ自分で言うのか…やば…
「やっぱ逃げよう」と思い逃げようとしたら「まぁまぁまぁまぁ」と5人に捕まる
海鈴
ほらほら、お茶でも飲んで…
音桜(ねお)
今の私の顔見て言ってる?
鈴
海鈴の入れるお茶美味しいから一緒に飲もうよ〜
そう言われ私は鈴達に連れて行かれ私は生徒会室に連れ込まれた
結局…連れられるまま私は生徒会室に連れて行かれ生徒会長の淹れるお茶が美味しくなんだかんだ引っ越した理由を話してしまっていた
音桜(ねお)
(担任の言ってた深堀するなって話は……こいつらに向けて言ったのか…まぁ、結構粘着質なのはびっくりしたけど…)
魁斗
確かに事故で亡くなった人のショックとか事故のショックで記憶を失う人はいる、そう言うのって基本的にはぶり返さ無いのが1番だな
海鈴
ふむ…色々厄介ですね……
翠羽
まぁ、聞いて何するって訳でもないんだけどね〜
音桜(ねお)
何でも屋かな…
鈴
コイツらそういう奴ら
音桜(ねお)
生徒会はわかるけど…そこの不良は関係ないじゃん
魁斗
そんな酷いこと言う?
音桜(ねお)
……
魁斗
おい、黙秘ははいと言ってるようなもんだぞ?
音桜(ねお)
いや…言っちまえば普通の生徒と変わりないじゃん…
莉愛
そうなると俺らもだな
音桜(ねお)
まぁ、そうだよね
海鈴
まぁ…1体1じゃ話せない事あると思うし
音桜(ねお)
だからってそこの不良は関係ないでしょ…まぁもう話しちゃったから別にどうこうするつもりないけども
キーンコーンカーンコーン…
音桜(ねお)
んぁ、鳴った…
海鈴
まぁ、聞けそうなものは全て聞けたので後は安心してくださいよ
音桜(ねお)
何を安心しろと…ここの学校に入ったのは間違いだったか…
莉愛
この学校全体は色んな闇を抱えた奴らが多いから生徒会とか教師側はそれに配慮するよう言われてるから
音桜(ねお)
え〜…なんか、やば…本当に入る場所間違えたわ……
鈴
いや、ある意味当たりだぞ
音桜(ねお)
ある意味…?
翠羽
そ、ここら辺の学校は確かに偏差値とかは高いけどその分品がない、1回でも中の良い奴にその話をしたら翌日には大噂だ
音桜(ねお)
ふーん…確かに品は無いね
海鈴
そいつらは上を目指すのに手段は選ばねぇんだ
音桜(ねお)
上…?
海鈴
簡単に言えば生徒会長の座ですね
音桜(ねお)
…品がない高校が蔓延る中よく生徒会長になったな…
魁斗
コイツ頭だけはいいから
翠羽
人格は…色々疑えるけど…
音桜(ねお)
やっぱ転校先変える…
莉愛
まぁまぁ!決まってるんだし大人しくしようぜ?
音桜(ねお)
チッ最悪…