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灑代
友人
友人
灑代
友人
友人
灑代
もう私には先がない。
お医者様にもどうにもできないと言われて。
死ぬのは分かっていた。
私が生まれてすぐ母親はお亡くなりになってしまい7歳の頃父親に遊郭へ売り飛ばされた。
そして14の歳に急に胸に激痛が走り、お医者様に見てもらったところ病が発覚した。
そんな人生を歩んできた私だけど友人達には恵まれていたし楽しかった。
だから…!だから私は…!
灑代
鬼舞辻無惨
その時私の目の前に現れたのは白いスーツを着た男だった。
私は全身の細胞がこいつには関わるなと言っている程震えていた。
だけどその時私はこの人と同じように感じた。
鬼舞辻無惨
この人はなぜ私が病で死ぬ事を知っていたのだろう。
灑代
鬼舞辻無惨
鬼舞辻無惨
そう言い残し彼の方は消えた
友人
友人
その時の私はもう既に鬼になっていた。
友人に襲いかかったうえ、育ててくれた叔母さんをも襲いかかりむしゃぶり食ってしまった。
灑代
鬼舞辻無惨
目を覚ましたのは血を分けてもらった三日後だった。
鬼舞辻無惨
鬼舞辻無惨
灑代
私は知らぬ間に鬼舞辻無惨様の名前や十二鬼月の鬼達の名前全てが脳に刻み込まれていた。
鬼舞辻無惨
灑代