小平太曲パロ(徒花の涙)

※通常のイケドンな七松先輩はいません

めちゃネガネガしてます

おkな人だけどうぞ(꜆*ˊᵕˋ)꜆🍵

一人きり

アイツは泣いてた

逃げ出した過去の無力を思い出して

大切な記憶をひた隠し

事変の荒波が畝りをあげてゆく

いづれ誰もが通る別れ道へ

後戻りできない

僕らの自由とは何だろうか

出会ってしまう迷路

生まれた代償ばかりに罪を抱いて

死に損なった心が

のこされた愛も奪ってしまって

からっぽになった

うなされた夜の行く末は

決めつけられた痛烈な惨状

苛烈業苦の中で

泣き止んだアイツは不吉な子

あいつは

あいつは孤独なんだ

矛盾をかき集めて捨てにゆく姿

身を焦がした

切ない思い出に繋がれて不自由なのに

アイツは笑ってた

誰にも汚されていない

真実の愛を求めて生き抜く心が

歩けば水をかけられるような

ﾊﾞｼｬｯ!!!

枯れた世界だろう

無気力なままで笑い合える日々

それだけが小平太に許すなら

ドボンｯｯｯ

常世と現世の境目に落ちて

天と地の狭間で宙ぶらりだろう

おまえは暗闇に挑んで

眼差しを向ける先に光を探せるやつだ

いつかお前の近くで

泣いている誰かがいるとしたら

きっと俺たちの涙も

その海に流れ着く

濡れた頬に温もりの傘をさして

雨を凌ごう

決して迷わない

朝がくる

苦しみの向こう側に

命の大小なんてどこにもない

あらゆる全ての心は

永遠に輝く閃光となって

突き進んでいけ

愛され過ぎて失った愛を

孤独という名の世界だろう

あの子は...

いや、僕達は

きみに出会うまで

今も泣いてるから

そうだ

俺たちは苦しくても息をする

いつかはそうだ

俺たちは嬉しくて泣いていた