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廊下
れもん
ごめんね、連れ出しちゃって...
ゆうま
れもん
(...篠崎くん、顔赤い)
ゆうま
俺、まさか、れもんちゃんと同じクラスになれるなんて
ゆうま
思ってなくて...
ゆうま
ほんとに、ほんとに嬉しくて...
ゆうま
こ、この前は勢いで告白しちゃってごめん
れもん
ゆうま
それを忘れてって言いたくて
ゆうま
俺とれもんちゃんじゃ、住む世界が違うなって思って...
れもん
ゆうま
！？
ゆうま
どーしたの！？
れもん
.......っ！
ゆうま
なんで...泣いてるの？
れもん
れもん
なんでもない...
ゆうま
そんなふうには...見えなっ
ドサッ
ゆうま
れもん
(...咄嗟に突き飛ばしちゃった)
れもん
...もう嫌っ！
れもん
もう...嫌なのっ
れもん
ひっく...
ゆうま
れ、れもんちゃ...
れもん
篠崎くんもそーゆー風に思ってたんだよね
れもん
私と住む世界が違うって...！
れもん
(私は...そんなこと言われたくなかった)
れもん
(好きって言われたこと取り消されたくなかったのにっ！)
ゆうま
そういう意味で言ったわけじゃ...
ダッ！
私は走った
全てを投げ出したくて、とにかく走った
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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