SnowEND

いつも通りに収録現場に来ていた

ｶﾞﾁｬ(ドアが開く音)

この日常が

崩れていくなんて

この時はまだ誰も知らなかった

収録終わり

次の日あんなことになるとはまだ

誰も知らなかった

ﾄｺﾄｺ

ｼｰｰﾝ

ﾀﾀﾀｯ

そして次の日

もう来てるはずのあべちゃんが来ていない

その時は収録が遅れてるのかと思って楽屋でゆっくりしていた

普段から楽屋来るの早いからこそ

みんなすごく心配していた

あべちゃん以外全員揃った

しかも今日は

大事な日

何やってんだよ、あいつ

ｶﾞﾁｬｯ

スタッフが息切れしていた

でもこれが良くなかったんだよね

もっと早くに気づけばよかった

どこにいるの…あべちゃん

不安で不安で仕方がなかった…

今はただ

あべちゃんが無事でいることを願うしかできない

…なんか無力感を感じるよ…

深澤辰哉side

俺の後ろには

いつの間にか知らない人がたっていた

次の瞬間俺の体は

地面に打ち付けられていた

狂ってる…この女

むかつく

、早く逃げない…と

でも…体が重くて動けない…

俺ここで終わるのかな…

まだやりたいことあったのに。

みんな、ごめん

そこで俺の記憶は閉ざされた

そしてまた次の日

いつも通りの時間帯で集合していた

ただ…ふっかとあべちゃんがいないんだ…

いつもならもうダンスレッスンをやっている時間だが今日は

やる気が起きなかった

まってて絶対助けてあげる

ﾃｸﾃｸ

俺たちはあとをつけられてるなんて

思ってもいなかった

あんなことになるとは知らずに

俺たち握手をした

明らかにおかしい…

なんで気づかなかったんだろ

うそ…だろ？

腹立つ…

次の瞬間強い痛みが俺たちを襲った

昨日あのまま

2人にしたのが悪かったんだ、

ごめんな…2人とも…

行方不明者

阿部亮平

深澤辰哉

渡辺翔太

宮舘涼太

以上4名

でもまだ悪夢は終わっていなかった

…そう、ラウールは今学校に行っているのだ

いつ、どこで何があってもおかしくない状況だ

ﾌﾟﾙﾙﾙ

電話の内容

待っててね

今助けに行くから！