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街の掲示板を覗き込むと、 連続殺人犯 この顔に見覚えがあったら 警等部までご相談ください。 そう書かれた紙に、 銀髪の、眼鏡をかけた男が写っていた
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トントンは今頃、 母親と会っているだろうか
やっぱり仲間に欲しかった
純粋に、石の事も気になるのもあるし トントンは優秀だった
肌寒い季節となってきたが、 今日は一段と寒い気がした。
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なるほど寒いわけだ マフラーをトントンに 貸したままじゃないか!
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…いやトントンいなくて寂しくて 寒い気がしたわけじゃないんかーい
特にこれと言って特徴のない、 ただのボロ屋
先ほどまで明るかった 空からは、雨が降ってきた しかも豪雨ときた、 雷も鳴り響いている ひどいありさまだ。
今日は泊まらせてもらうのも 視野に入れておいた方が いいかもしれない
野宿は慣れてるが、 街があるのに家で寝ないのは 流石に嫌だ
ドアを軽くコンコンッと叩いた 反応は返ってこなかった
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恐る恐るドアを開く
部屋の奥が暗くとも伝わる 腐敗臭
そこらに散らばる肉の塊
そして、首に瓦礫の破片を 突き立てているトントン
本能的に名前を叫んだ
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すぐに駆け寄り、トントンの手から 瓦礫の破片を奪って投げ捨てた
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声が聞こえているかもわからない 虚な目をしたトントンがそこにいた
雷が鳴り響く部屋で、 小声で確かにこう聞こえた
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トントンの目から 溢れ出る涙をマフラーで拭いながら、途切れ途切れのその言葉を聞いた。
確かにトントンの後ろには 黒髪の女性の死体と、銀髪の男の 死体が転がっていた
男の方は、殺人鬼だろうと 見当がついた。
トントンは優しいと思う
前にも旅の途中で、 困ってる人間や動物を助けていた。
俺たちも初めての旅で 色々と大変だというのに。
流石に魔物の囮にさせたのは やり過ぎたかと反省したけど
次の日にはケロッとした顔で 朝食を作っている奴だった
そんな優しい奴が 人を殺してしまったと嘆いている
この先生きていっても、 ずっと後悔しながら生きるだろう
そういう奴だ
だが、俺は卑怯な奴なんだ
何としてでもトントンを仲間にしたい
黒髪の女性はトントンの母親だと 直感的に感じた
だとしたらおおかた、 母親が殺人鬼に殺され、 怒りで殺した、そういう事だろう
じゃあトントンを縛り付ける者は もういない
あるのは人を殺したという事実だけ。
後は簡単な話だ
殺人を合法にすればいい。
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あはは、トントンは笑った 清々しいほどに
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聞いた時、本当に嬉しかった ずっと、ずっと聞きたかった言葉
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やっぱり気になる
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ずっと敬語なんだよな、 こいつ
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どうする
だってあだ名なんて呼ばれたことない
あのクソな家族も、 グルッペンかゴミ呼びだし オスマンも名前呼びだろ
呼ばれ慣れてない
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先ほどまでの豪雨は 嘘かのように消えていた
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前の話を覚えている方なら もうお分かりですよね? ザイズ国は、転送技術の発祥の地です
すぐに紙を買ってきた
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丁寧に紙に書き込んでいく
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すると、掲げていた紙は灰と化し、 グルッペンとトントンを丸で囲った
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トントンは思い出したように 口を開けた。
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気づいた時にはもう遅く、 2人は空を飛んでいた
否、落ちていた
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あ
あ
あ
あ
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これは大体は私の、 感想となっております あとは空白を 開けるために使ってますかね。
これは説明文ですね 一番小説って感じのやつです。
これは視点の人の心の中というか そんな感じですね
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↑これ使ってたりしますけど そこまでこの黒いテキストと 変わりはありません。
最後これですけど …まだ内緒です。 気になる方は考察してください。
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