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俺は出来るだけ全てを話すよう心がけた。
気恥ずかしさもあったが、 素直な気持ちを精一杯伝えた。
しかし、それでも晶の反応は 良いものとは言えなかった。
仁(ジン)
仁(ジン)
仁(ジン)
晶(アキラ)
晶(アキラ)
仁(ジン)
こいつは、 どれだけ俺に夢を見ているのだろう。
仁(ジン)
仁(ジン)
仁(ジン)
晶(アキラ)
仁(ジン)
なぜお前はそんなにも頑ななんだ?
仁(ジン)
何に対してお前はそんなにも怯えている?
仁(ジン)
【晶side】
仁(ジン)
それは懇願するように。
仁(ジン)
そしてそれは希望を探すように。
仁(ジン)
そしてこれは……
仁(ジン)
ああ。
なんて優しく悲しい声で語りかけるのだろう。
泣きそうな顔で訴える仁くんに、 思わずドキリとする。
それは初めて見る顔だった。
晶(アキラ)
仁(ジン)
晶(アキラ)
晶(アキラ)
晶(アキラ)
仁(ジン)
仁(ジン)
晶(アキラ)
仁(ジン)
晶(アキラ)
晶(アキラ)
晶(アキラ)
晶(アキラ)
僕はただ、臆病なだけなんだ。
彼が僕のことをどう思っているかなんて、 これだけ語られたんだ。
いい加減、本当は気づいてるはずなんだよ。
でも、やっと別れるって決心できたんだ。
今更、受け入れたくない。
受け入れるのが怖い。
だって、もし受け入れってしまったら、
一度その幸福を手にしてしまったら、 それを失うことが怖くなる。
ならば身に余る幸福など、 初めから手にしなければいい。
だから彼の気持ちを嘘にしたかった。
始めから存在しなければ、 失うことに恐怖することもない。
だから。
晶(アキラ)
我ながら、何て面倒臭い性格なのだろう。
仁くんは、いよいよ頭を抱えてしまった。
ものすごく、申し訳ない気持ちになってくる。
でも、ここまですれば仁くんも諦めてくれるだろう。
これで良い。
仁(ジン)
仁(ジン)
そうだ、これで良いはずなんだ。
仁(ジン)
仁(ジン)
仁(ジン)
仁(ジン)
晶(アキラ)
晶(アキラ)
仁くんが突然僕の両肩を強く握りつける。
僕は訳もわからず、 彼の両腕から逃げ出そうとした。
だが彼は、そうはさせるものかと一層強い力で僕を引き寄せ、
そして“抱きしめた”。
晶(アキラ)
晶(アキラ)
晶(アキラ)
仁(ジン)
仁(ジン)
仁(ジン)
仁(ジン)
仁(ジン)
仁(ジン)
晶(アキラ)
晶(アキラ)
晶(アキラ)
仁(ジン)
仁(ジン)
仁(ジン)
仁(ジン)
仁(ジン)
仁(ジン)
仁(ジン)
仁(ジン)
仁(ジン)
晶(アキラ)
謝るしかできなかった。
今更ながら僕は、自分の身勝手さに気づいたような気がしたからだ。
仁(ジン)
仁(ジン)
仁(ジン)
仁(ジン)
仁(ジン)
仁(ジン)
仁(ジン)
仁(ジン)
仁(ジン)
晶(アキラ)
仁(ジン)
仁(ジン)
……to be continued.