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美琴side とある日。 雨が降り注ぐ中家をめざし 住宅街を歩いていた。 けどこの日は 何か運命の日だったのかもしれない。 彼と出会った日だったから。
美琴
修也
私の家の近くで うずくまっている男性を見つけた。 見る感じ何も持っていなさそう。 なにか事情があるようだった。
美琴
修也
美琴
彼は静かに頷いた。 そして彼の手を引いて 家に向かった。
帰宅後 帰っている途中 手からつたわる熱で 高熱を帯びていることを知ってしまった。 多分この雨に長いこと 浴びていたのだろう。 足取りもおぼつかず 半分私に体を預けている。
父
美琴
父
ストーブがある 暖かい部屋に連れて行き そばにあるベッドに 彼を寝かした。
父
美琴
紹介が遅れたけど 私笹倉美琴。 高校3年生。 父はとある大手財閥の社長で 私は跡取りになる。 私の他に兄と姉がいるんだけど 夢を追いかけるため 跡取りを拒否をした。
父
美琴
父
そんな会話をしていたら 彼が目を覚ました。
美琴
修也
父
修也
美琴
修也
父
美琴
父が部屋から出て行った。 2人っきりの空間になり 何から話そうか分からなくなる。
修也
美琴
修也
美琴
それから色々話した。 ひとつ衝撃的なことがあって 熱の影響からなのか 彼は名前と年齢以外 何も覚えていないようだった。
美琴
修也
美琴
修也
美琴
修也
美琴
修也
美琴
修也
スマホの充電を 待つている間に 父が帰ってきた。
父
美琴
父
美琴
父
父がスマホの 画面を見せてきた。 そこに映るのは 山田さんとよく似ている 男性だった。
美琴
父
修也
美琴
父
美琴
父
美琴
父
美琴
父
修也
父
美琴
父
修也
父に連れていかれ 向かった先は階段だった。
父
美琴
父
言いにくそうだったが 話を聞き出したら 彼のお兄さんのお嫁さんの 叔父様が連帯保証人みたいな感じで 彼の名前を紙に書いたらしい。 要するにお金関係。 彼は巻き込まれている感じ。 何も悪くないのに。 それで取り巻きの人から 逃げてきて このまで来たらしい。 この辺りには 頼りになる人もいないみたい。
父
美琴
父
美琴
父
美琴
父
そんなこんなで 始まった 訳ありの男性と大手財閥の社長の娘が 繰り広げる 波乱万丈な恋愛ストーリー