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夜の静けさに包まれた家の中
山本とねっぴーはようやく帰宅した。
玄関のドアを閉めると、
ねっぴーはぽつりと呟いた。
ねっぴー
山本はその言葉を聞き、
そっと微笑んで答えた。
ダークネス山本
ダークネス山本
ダークネス山本
ねっぴーはその言葉に
少しだけ心をほぐしながらも、
まだ自分のことを責めていた。
ねっぴー
ねっぴー
山本は優しく頷き、
ねっぴーの肩に手を置いた。
ダークネス山本
ダークネス山本
二人はリビングに腰を下ろし、
気を取り直して他愛もない話を始めた。
ねっぴー
ねっぴー
ダークネス山本
ねっぴーはちょっと照れくさそうに笑いながら言った。
ねっぴー
ねっぴー
山本は苦笑いしながら、
ねっぴーの頭をぽんぽんと優しく叩く
ダークネス山本
ダークネス山本
ねっぴー
ねっぴー
ダークネス山本
ダークネス山本
二人は笑い合い、
少しだけ心の距離が縮まったように感じた。
静かな夜。
リビングの電気は既に消され、
カーテンの隙間から洩れる月の光だけが、
ふたりの寝室をほんのり照らしていた。
並んで布団に入ってから、しばらくは無言のまま。
山本は既に眠りに落ちていたが、
ねっぴーはずっと目を閉じたまま、体を硬直させていた。
ねっぴー
息をするたびに胸が痛む。
ねっぴー
ねっぴー
心の奥に沈んでいた後悔が、
一気にせり上がってくる。
ねっぴー
小さな声が、唐突に漏れた。
その声はすぐに震えた叫びに変わっていく。
ねっぴー
ねっぴー
ねっぴー
ねっぴー
布団の中で急に体を起こし、
乱暴に頭を抱え込む。
肩は震え、涙が止まらずに溢れ続ける。
ねっぴー
ねっぴー
ねっぴー
ねっぴー
その騒ぎに気づいて、
隣で寝ていた山本が目を覚ました。
一瞬驚いたものの、
すぐに寝ぼけ眼をこすりながら体を起こし、
ねっぴーに声をかける。
ダークネス山本
ダークネス山本
ねっぴーは顔を上げず、ぐしゃぐしゃになった声で叫んだ。
ねっぴー
ねっぴー
ねっぴー
ねっぴー
山本はすぐにねっぴーそばへ身を寄せて、
そっとその背中をゆっくりと抱きしめた。
ダークネス山本
ダークネス山本
ダークネス山本
ダークネス山本
ねっぴー
ダークネス山本
ダークネス山本
ダークネス山本
ダークネス山本
ぎゅっと、ねっぴーが山本のシャツを握る。
涙で濡れた手が小さく震えていた。
ねっぴー
ねっぴー
ダークネス山本
ダークネス山本
ねっぴーはその一言に堪えきれず、
山本の胸元に顔を埋めた。
ねっぴー
ねっぴー
ねっぴー
ねっぴー
山本は、ねっぴーの髪をゆっくり撫でながら、静かに返した。
ダークネス山本
ダークネス山本
ダークネス山本
ねっぴーの涙が山本のTシャツを濡らすが、
山本は一言も文句を言わない。
ただずっと、暖かい腕で包んでいた。
ねっぴー
やがて涙も落ち着き、
ねっぴーは山本の胸の中で静かに目を閉じた。
コメント
2件
やっぱ書くの上手いねぇ! マジでこれ好き!