/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
祖母はよくこう言った
お婆ちゃん
この先の神社にはな，妖(ｱﾔｶｼ)達が棲んでるんよ
ーー
あや…かし？
お婆ちゃん
妖怪達の事だよ
ーー
妖怪…？あのこわいやつ？
お婆ちゃん
いーや，妖達はとっても優しいんよ
お婆ちゃん
婆ちゃんとも，遊んどった子がおったなぁ…
もう見えんくなってしまったけど…
もう見えんくなってしまったけど…
ーー
見えなく，なるん？
お婆ちゃん
ーーくんなら，まだ見えるかもねぇ
お婆ちゃん
妖達は，決して悪い子達じゃないんだよ
ーー
そーなんや…
お婆ちゃん
ああ，きっとーーくんも会えるよ
そう言っては，にっこりと優しく微笑んだ
その時は，会いたいな〜なんて思っとったけど
成長した今は，そんなの信じられない
…筈だった
妖達は鳥居の先に プロローグ ーENDー
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
