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〈○○ー!〉

「!やっほ〜」

〈今日、□□区の☆☆にふらぴてぃ来るの!!〉

〈今度こそは行こ!!〉

「え、なんで?」

〈一緒に行く友達がいないのー!〉

『またね』、こうゆう会い方もあるかもな。

私の方から迎えに行ってやる。

「…わかった。行こ!」

〈え、まじで!?やったー!〉

暴れまくる友達。そんなに一緒に行きたかったんだね(笑)

「今日の何時?」

〈えぇっとねー…8時!〉

「どこ待ち合わせ?」

〈☆☆の、♧♧ビル!〉

〈その屋上から花びらが舞うらしいの!〉

「あー…」

〈前○○が言ってた、ジミン君にも会えるよ!!しかも最近ビジュ良いらしいし…//〉

顔を赤らめるその表情は、本気で好きになっちゃったみたい。

「でも、その人達っていつも夜に怪盗として 出てくるじゃん?」

〈そーだね〉

「昼とかどーしてるんだろうね」

〈でも、噂では普通に会社員として働いてるとか、昼は作戦を練ってるとか、色んな噂が出てるけど…〉

〈どれが本物なのかわかんないよね(笑)〉

「でも、いろんな疑問が出てくるよね。」

「どこに住んでるのか、とか、親はどんな人なのか、とかね!」

〈確かに……謎だよね。〉

〈でもまぁ、ふらぴてぃ自体、最近怪盗としてニュースとかで出るようになったから、古参とかはいないだろうね。〉

「そうだねー…」

〈…あー!楽しみっ!〉

「週に何回会ってるの…」

〈んー?いつもふらぴてぃが出る時は必ず行ってるよ?〉

「え…」

流石に私が引いたのがわかったのか、焦りながら喋る。

〈でっ、でも、お金払わなくていいからさ!?〉

〈アイドルのライブとかー…ほら、お金とかかかるじゃん?けど、ふらぴてぃを拝めるのは無料なの!!〉

「グッズとかってあるの?」

〈ん?ないよ?ぁ、でも、ファンが自作で作ってるグッズはある。〉

「へー……」

〈だからこれ!これもー…私が作ったの!〉

自慢げに自分のバックについてるバックチャームを見せつけてきた。

「花…?ぁ、"Flower"だからね!」

〈そうそう!しかも推しのメンカラなんだー✨〉

「へー…誰なの?」

〈ジンオッパ!!!〉

目をキラキラと眩しいぐらいに輝かせてこちらを上目遣いで見てくる友達。

「…ふーん……」

まぁ、誰って聞いてもわからないから答えられてもね。

〈なーんだ、つまんないのぉー…〉

拗ねるように反対側を向く。

「そっ、そのバッグチャーム、作れるとか、凄いね!!」

〈そお、?ありがとぉー〉

甘えるような声で話す。機嫌が直ったならそれでいい。

〈じゃあ私こっちの4棟だから!またねー!〉

「うん!」

良かった。3棟で。もうあのヲタク話にはついていけない。

授業が遅くなり、電車も遅くれてしまった…

怒ってるかな…

というかなんであんなに電車混んでたんだ??

「あ!遅れてごめんー!」

〈遅いいー!〉

「電車が異様に混んでて…」

〈当たり前でしょ!ふらぴてぃなめすぎ!!〉

「ぇ」

〈あともうちょっとで来るから!!〉

〈どんな花びらでもいいから、絶っ対に取ってね!!〉

「ぅ、うん!」

私が遅れたからか、少し苛ついてる友達。

〈!月が出てきたよ!!〉

ビルの建物の下から、人がたっくさんいる中に一人。

隠れんぼから出てきたみたいに、ビルから出た月。

まるで、今にでも手が届きそうで。

あぁ、今日、満月だったんだ。

周りの騒いでた女の人達も、SALEだって大声で伝えてたあの店員も、

息を呑むほどの絶景だった。

その絶景にうっとりしていると、7枚の小さい花びらが落ちてきた。

すると、我に返ったように皆がその花びらに手を伸ばす。

押されて押されて、ギュウギュウ詰めだ。

フワッ…

?なに?

おでこになにか来た。

取ってみると…

「っえ!!!」

そこには、さっきまで小さかった紫色の花びらが。

〈きゃー!!!!!!〉

するとさっきまでいなかった友達が急に叫んだ。

すると周りからいろんな声が聞こえた。

くーっ、今日も取れなかったぁー…

いや、普通に考えて私取りたいとか思ってなかったからさー(笑)

また…買うか。

けど、あまりその花びらに貴重価値があるとは思えなかった。だから……

〈え!!!貰っていいの!?!?〉

あげた。

〈やったー!〉

〈じゃあさじゃあさ!お祝いに今からご飯食べに行かない!?〉

「あー…い、いいよ?」

〈行こ行こ!!私が好きな店があるんだぁー♪〉

「へー…」

あんまりその気ではなかったけど、まぁ最近外食してなかったし。食べよう。

この判断が……駄目だったんだよな……

皆様こんちわえむです❗

いかがだったでしょうかー!

今回少し短いです…すみません(^-^;)

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それでは、素敵な一日をお過ごし下さい。

𝐹𝑙𝑜𝑤𝑒𝑟 𝑝𝑡.

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