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助けを求めても助けは来ない

ゆあんくん

(あ…俺…死ぬんだ…)

この時間は運悪く体育館で体育をやっているため、外には人がいなかった。

ゆあんくん

(サボんなきゃよかった…)

手が限界を迎え、体が宙に浮いた。

ゆあんくん

もうちょっと生きてたかったなぁ…

ガシャァンッッ!!

なおきり

ゆあんくん!!

ゆあんくん

うぇ…?

勢いよく手を掴まれ強く握られた。

なおきり

今、引き上げますからっ!

ゆあんくん

な…おき…り…さん…?(涙目)

ゆあんくん

おわっ!

勢いよく引き上げられなおきりさんに飛び込む。

なおきり

ごめん…大丈夫?

ゆあんくん

あ…だ…大丈夫…です…

なおきり

(体が震えてる…ゆあんくん…)

なおきり

ごめんね、来るの遅くなっちゃって。

そう言うとなおきりさんは優しく抱きしめ、頭を撫でてくれた。

安心感を感じた俺は目の縁が熱くなり、涙が出てきた。

ゆあんくん

うぁ…うぅっ…ぅっ…

なおきり

思う存分泣いてください。ここなら誰も見えませんから。

地面に座り、柵を背もたれにする。

一生分くらいの涙を流し続けた。この時間の授業が終わるまで泣いた。

なおきり

ゆあんくん、落ち着きましたか?

ゆあんくん

うん、もう大丈夫

なおきり

て言うか、なんであそこにいたんですか?

ゆあんくん

スマホ落としちゃって、拾いに行ったら滑って落ちちゃった!w

なおきり

笑い事じゃないですよ!w

ゆあんくん

や、もうなんか笑い事に感じてきちゃって^_−☆

なおきり

もう…気を付けてくださいよ?

ゆあんくん

うん!もう大丈夫だから〜!

じゃぱぱ

通話終了

通話
00:00

なおきり

あれ?呼ばれてますね。

ゆあんくん

え?じゃぱぱ?

すんません
これ以上書いたら他よりもバカ長くなるので3話はここまでです。

4話は明日か早ければ今日投稿されるはずです。

それでは、ドロン。

いつも通りだったはずの僕らの日常〜なおゆあside〜

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