感情を失くした俺は

ただ天井を見つめる

あの夢はなんだったのか

俺は誰なのか

感情を取り戻した所で俺は

元の"tn"に、戻れるのだろうか

ベットから身を起こし、

部屋の扉の方へと向かう

※扉です

怒られたところで何も感じないだろうし、

そう思いながら、扉をゆっくりと開ける

病院の廊下は、まだ朝日が入っていなく

とても暗かった

行くあてもなく歩き続けていると、

向こうから見覚えのある顔が見えた

そのgrとやらは小さくため息をついた

そう言い残すと、暗闇へgrは消えていった

あの後、結局俺は部屋に戻り

朝からの検査を受けていた

そう呟いていると、廊下の奥から人が全速力でこちらに走ってきているのが見えた

そいつが抱きついてきた反動で俺は倒れる

目を開けると、そこには緑のフードを被ったやつが俺に抱きついていた

俺から離れ、その場に立つ

後ろから追いかけてきたであろう人

顔に布のようなものを付け

そして…なんかちっさい

こいつは礼儀がありそうで、心底安心した

今日来客多くね…？とは思いながらも

自分の友達？がここに居るってことは、

こいつらにもなんか問題があったんかな

rbは顔を赤くしながら1人で先に廊下を歩いていく

その後に続いて、俺も無理やり連れていかれた

しばらく歩いて病院を出ると、そこには庭園のようなものが広がっていた

そう言うと、前方を歩いていた3人の元へ向かっていく

友達って、どんな感じなんやろ

楽しい…とか、嬉しい…？とか

そういうのが、感じられるものなんかな

その言葉が何故か頭に強く残る

ﾄﾞｻｯ

響き渡るサイレンが俺の脳内へ強く流れ込んでくる

起きると、俺は倒れており、目の前には心配そうな顔をした4人が

俺をじっと見ていた

あれは、昔の記憶か、？

ぼやけていて、目の前に何があったかは思い出せない

サイレンの音が強く鳴っていた

あれは…