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ut

ぐるちゃん時間とらせちゃってすまんなぁ

gr

鬱が相談したいなんて珍しいからな

そう言う彼の左手にはマグカップが握られていて

その中に入ってる珈琲の匂いが

この総統室に漂っている

多分エミさんが淹れたんやろなぁ

ut

そうかなぁ、

gr

お前はいつも何かあっても隠すだろ?

gr

前だって体調悪いのに監視してたじゃないか

ut

ごめんてw

gr

まぁそれより本題に入ろうか、

ut

せやな

ut

相談って言うかなんと言うかって感じなんやけど

ut

ゾムのこと話したくてな

gr

…!

ut

ゾムがあんな風になってさ

ut

みんなどう思ってるんかなって

ut

シャオちゃんは辛そうやったわ

ut

あんなゾム見たくないって

gr

そうか、

ut

多分みんなそれぞれ思ってることあると思うねん

ut

だからゾム以外でさ集まって

ut

少しでもええから話し合えんかなって

するとグルッペンは

インカムを付けて話し始めた

gr

「ゾム以外の幹部」

gr

「至急会議室に集まってくれ」

gr

これでいいか?

ut

グルちゃんありがとうなぁ

gr

大したことないぞ?

gr

さて、会議室に行こうか

ut

おう

僕が会議室に着いてから数分後

どんどん会議室に幹部達が集まってきた

煙草を吸いながらぼんやり表情を眺めているが

やっぱりみんな暗い

前の騒がしい感じとは真逆だ

会話もあまり交わされていない

ただ煙草の渦がどんどん上がっていくだけだ

gr

全員揃ったか?

tn

揃ったけど、なんでいきなり会議室に集まったんや

tn

しかもゾム以外

gr

まぁそれは鬱に任せようか

gr

この会議をしたいって言ったのは鬱だからな

そう言われると僕は席から立ち上がる

少し緊張しているのか手が少し震えてる気がする。

ut

今回話したいのはゾムの事や、

そうおずおずと話始めるとみんな驚きの表情を浮かべた

ut

これからゾムをどうするか話したくて

ut

彼奴に本当の事を話すのか

ut

それとも

ut

あのまま夢を見させるのか

ut

最近まともに会話出来てないやろ?

ut

だからどう思ってるのか聞きたくて

会議室には静かに沈黙が広がる

時計の秒針の音が煩く感じる程だ

皆口を開くのを躊躇っているのか

中々意見は出ず

重たく、息苦しくなるぐらいの空気だけが漂っている

すると1人が口を開いた

kn

俺は言った方がええと思う

kn

ゾムがずっとあんなのは嫌や

この言葉が発されてから

次々に口が開かれる

sha

あんなゾムの姿もう見てられん、

sha

俺も言った方がええと思う

ci

俺もそう思います

皆言った方がいいと言う中

紫の彼は違う意見を言った

syp

俺はずっとあのままでいいと思います

kn

…は?

kn

何言ってんねんショッピ

syp

ゾムさんが幸せそうならいいじゃないですか

そう言うとシッマがショッピの胸ぐら掴んだ

これはまずい、止めへんと

kn

お前ふざけとるんか!

kn

もし戦争するってなって

kn

戦うのに集中出来んかったらどうするんや!!

kn

だったら行った方がええやろ

syp

…ッ

syp

怖いんですよ!!

kn

…!

突然ショッピが荒々しい声を上げる

普段ただでさえ声を荒げないのに

今回ばかりは違った

syp

もしロボロさんが居ないことを伝えたら

syp

ゾムさんが壊れちゃいそうで

syp

怖いんです、

ut

シッマ、ショッピを離せ

kn

…ッ

ut

確かにショッピの気持ちは分かる

ut

ゾムが壊れたらって思う気持ちも

ut

でも俺はゾムに話した方がええと思うんや

ut

ロボロにとっても

ut

これが一番いいんじゃないかなぁって

ut

多分ロボロは軍がこんな暗い雰囲気だったら

ut

安心出来へんやろ?

ut

それにもしさゾムが壊れたとしても

ut

皆で助け合って支えてあげるのが

ut

仲間っていうもんじゃないんか、

その後結果的に

一応話す事にはなった

会議が終わって煙草を片手に一息していると

隣にシャオちゃんが座って来た

sha

大先生、

sha

会議、開いてくれてありがと

sha

少しは楽になった気がするわ

ut

なら良かったわ、

ut

てゆうかシャオちゃんがお礼なんて珍しいやん

ut

明日槍でもなんか降るんかなぁ

sha

うるさいわ!w

ut

www

久々に彼の笑顔を見れた

これで少しでも軍が元に戻れるきっかけになってくれたらいいな、

そんなことを思いながら

少しの笑顔を戻した彼と会話を続けた

次回ラスト?

ぽすとかーど(短編集)

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