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チャットノベル短編集

9 - 👑👾『しあわせ』

♥

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2024年10月30日

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実写撮影の帰り道、俺とニキは同じタクシーに乗った。

ニキ

あー…はらへったー…

しろせんせー

今日はキャメもりぃちょも18号も予定合わんかったもんな

ニキ

なー、りぃちょは女やね絶対

しろせんせー

せやなw

今日はたまたま俺ら以外予定が合わず、打ち上げ無しの日だった。

ニキ

俺らだけで飲みいくかー

しろせんせー

ニキ

え?

まさかそんな、2人きりで飲めるなんて思っていなかった。

ニキ

もしかしてボビーもなんかあんの?来れない感じ?

こんな滅多にないチャンス逃してたまるか、もちろん行く。

しろせんせー

いや、なんも無い!行こや!!

ニキ

よっしゃ、それなら……

しろせんせー

(………………)

キルシュトルテ

ニトくんみて、VTuberwww

弐十

割り箸系VTuberってこと?wwwww

目の前には笑いのツボがおかしくなった2人。

ニキ

うははははwwww

それを眺めて爆笑する、俺の大好きな相方………

しろせんせー

(なんっっっっでこうなんねん……!!!!)

しろせんせー

(2人きりのはずやったのに!!)

しろせんせー

(まあボロが出んからええかな!?あぁ!?!?)

情緒不安定になりながら、酒を喉に流し込んだ。

弐十

今日せんせー勢いすごwww

キルシュトルテ

うぇ"ーーーーーいもう一杯!!!!

ニキ

えぇ…ちょ、ボビー大丈夫……?

案の定潰れた。

ニキ

ちょっとボビーーーーー?

ニキの声で目が覚めた。

よく響く大きな声で、少し頭が痛かった。

しろせんせー

あ……、?

ニキ

俺ん家着いたけど、泊まってくー?

しろせんせー

あー………………

しろせんせー

………………あ?

"俺ん家着いたけど"

"泊まってく?"

しろせんせー

(俺ん家……ついたけど…………)

しろせんせー

と"まっ"てく"!?!?

ニキ

うるさっ!なに!?

しろせんせー

あぁ…わるい………

さすがに目覚めてすぐの『泊まってく?』は破壊力高すぎるやろ。

いや、まあ同居してた仲ではあるんやけど……

ニキ

…で、泊まんの?

しろせんせー

…今何時や?

ニキ

2時

しろせんせー

(夜中やんけ……)

しろせんせー

わるいけど…じゃまするわ……

しろせんせー

(ニキのにおい……すげぇすんな…)

しろせんせー

(ソファ…ええにおい……)

ニキ

ちょっとボビちゃん、ソファでウトウトしないよー

しろせんせー

ぅあ、わるい…

ニキ

まあいいけど笑

ニキは俺を見つめて、ふわりと笑った。

しろせんせー

……にき、

ニキ

なに?

あ、やばい

これ

しろせんせー

好きや

いってしまった。

引かれた。

嫌われた。

もう、相棒にも、友達にも、戻れない。

おわっ、た。

ニキ

…ボビ―

ほら、見ろよこの顔。 完全に引かれてんで、俺。

しろせんせー

ごめ、ごめん、まじで…

しろせんせー

好きになってごめん、気持ち悪くて、ごめ、んっ……

視界がぼやける。

涙で、前が見えない。

くるしい。

息、しにくい

しろせんせー

(こんな、自分の気持ち言っただけやのに…謝らなあかんの、いやや…………っ)

情けなくて、男に生まれたことが悔しくて、涙が止まらなかった。

ニキ

ボビー。

引き寄せられて、ニキの胸に頬が当たった。

暖かくて、大好きな匂いに包まれる。

ニキ

大丈夫、大丈夫だから、落ち着いて。

ふわりと、俺の大好きな手が頭に触れる。

ニキ

俺も、ボビーのことすきだよ。

ちがう、こいつの言う"好き"は俺の"好き"とは違う。

ニキ

俺は、ボビーとちゅーしたいし、セックスしたいし、一生一緒にいたい。

ニキ

そういう意味で

ちが、う、んやろ、、?

ニキ

"好きだよ"

その言葉を聞いた瞬間に、一気に自分の鼓動が早くなるのがわかった。

ニキは俺を強く抱き締めて、優しい声で囁く。

ニキ

…男同士とか、色々考えてんのかも知んないけどさ

ニキ

辛くて、苦しくて、もうどうしようもなくなった時には、一緒に死ねばいいよ。

ニキ

心中ってやつ?俺はボビーとなら、どこで死んでもいいよ。

こいつは……

いつも…俺が1番欲しい言葉をくれる。

しろせんせー

…重すぎんねん、おまえ笑

きっと俺は今、涙と鼻水でぐちゃぐちゃになった、酷い笑顔を浮かべているのだろう。

ニキ

それでボビーが安心して俺の隣にいてくれるなら、俺は重くたって良いよ

でもそれでいい、こいつと一緒にいられるのなら。

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