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りぃちょ
キャメロン
いきなり電話をかけてきたと思えば、 かなりの声量でそんなお誘いをしてきた。
キャメロン
俺とりぃちょくんの家は少し離れていて、車を30分程走らせた場所にある。
りぃちょ
彼のお礼を受け取って、電話を切った。
りぃちょくんと合流して、再度アクセルを踏んだ。
キャメロン
りぃちょ
キャメロン
そんな雑談をしながら、なんだかんだりぃちょくんおすすめの海鮮丼の店に行くことになった。
もちろん割り勘で。
車をしばらく走らせた。
俺は目的地を確認して口を開いた。
キャメロン
りぃちょ
先程までウトウトしていたけれど、話しかけるとパッと明るい表情になった。
キャメロン
りぃちょ
キャメロン
りぃちょ
その言葉を聞いた瞬間、時が止まったような気がした。
キャメロン
"キキーッ"と、物凄いブレーキ音がなった。
危ない、また廃車にしてしまう所だった。
キャメロン
冷や汗が頬を伝った。
りぃちょ
いつもなら煽りながら笑って謝ってくるのに…
あまりに素直に謝ってくる彼に、なんだか調子が狂ってしまう。
キャメロン
りぃちょ
彼は顔を真っ赤にして、下を向いてしまった。
キャメロン
りぃちょ
"ガチッ"と鈍い音がした
りぃちょ
初キス…失敗してしまった……。
キャメロン
最悪だよ、カッコつけようとして失敗して……
俺もくち痛いし………
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょくんは、ダムが決壊したように笑いだした。
キャメロン
りぃちょ
りぃちょ
キャメロン
ああもう…今度はこっちの顔が熱くなってきたよ…。
りぃちょ
キャメロン
『まだからかう気か!』と思い キレ気味に横をむくと、唇に柔らかい感触がした。
キャメロン
りぃちょ
そう言って、りぃちょくんは星でも飛んできそうな軽いウィンクをして見せた。
キャメロン
熱い顔を抑えながら彼を睨むと、大きなクラクションが鳴り響いた。
りぃちょ
キャメロン
大焦りでアクセルを踏み、車を発進させた。
この後、お店で無自覚にイチャイチャしていたのはまた別のお話。