○○
ふぁあー
○○
今日からいよいよ新しい学校だ!
緊張するなー
緊張するなー
○○
うわっ!ヤバ。もうこんな時間や!早く行かなきゃ!
ドンッ!
○○
いてて‥
平野紫耀
いってー
○○
はっ!すいません!私全然前見てなく‥…って、えぇぇぇー!?ひ、ら、の、しょ、う、く、ん???
平野紫耀
ちょ、しーっ声でかすぎ
○○
はっ!すいません
平野紫耀
俺ここのマンションの3階に住んでる。
○○
えっ?!私もです。私、〇〇〇号室です。
平野紫耀
あー、俺その隣だわ。
○○
えっ?!マジですか?
平野紫耀
うん。
○○
あっ、てか!早く学校行かなきゃ!すいません!遅刻しそうなので‥…行きますね!
平野紫耀
あっ、うん。またね。
○○
はい!
平野紫耀
(あの子、可愛かったな。)
紫耀は○○に一目惚れを してしまったのだ。
キーンコーンカーンコーン
先生
はーい。今日は転校生を紹介するぞー。入ってきなさい。
○○
はい。福岡から東京に引っ越してきた○○です。よろしくお願いします。
先生
はい。ありがとう。じゃあ、みんな○○さんと仲良くなー。
さくら
ねぇねぇ!○○ちゃん!
福岡ってどんな感じなの?!
福岡ってどんな感じなの?!
○○
あっ、えっとですね、田舎のとこもあれば都会のとこもあって楽しいですよー。私もたまに遊びに行きます!
さくら
そうなんだ!ってかタメ口でいいよ?
○○
あ‥わかった!
学校が終わり‥
○○
あー。疲れたー。お手紙入ってないかなー?ポスト、ポスト‥っと。
平野紫耀
よ、よっ!
○○
わあぁ!びっくりしたー!はぁ、紫耀さんか。こんばんは。
平野紫耀
おう。てかタメ口と呼び捨てな。
○○
え、えっとー、紫耀でいいかな?
平野紫耀
お、おう。それでいい。
平野紫耀
(やべぇー。かわいい‥)
永瀬廉
おっ!紫耀〜!あれ?隣の子は‥
○○
えええええー????な、な、な、永瀬廉くん?あっ、引っ越してきた○○と申します!
永瀬廉
あ、よろしくー
平野紫耀
てか、廉もいるし今から、○○と廉、うちこねぇか?
永瀬廉
おう!いいね!
○○
ええ?いいの?
平野紫耀
おう。来いよ
○○
わかった。
ガチャッ
平野紫耀
ただいまー。
○○
お邪魔しまーす。、
永瀬廉
おじゃましまーす。
平野紫耀
どうぞ。
○○
暗くない?紫耀、病んでる???
平野紫耀
病んでねーよ。これくらいが一番ちょうどいんだよ。
○○
えぇー、暗い!
平野紫耀
しょうがねぇな、電気つけてやるよ。
パチッ
永瀬廉
(あの二人、仲いいな。なんだろ。この気持ち)
平野紫耀
うわっ!まぶし!
○○
え、これで?
平野紫耀
うん。
○○
え、やばくない?
○○
廉くんもそう思いませんか?
永瀬廉
‥…………………
○○
廉くん?おーい!
永瀬廉
あっ!ごめん。そうだよねやばいよね。
○○
ですよねー。
永瀬廉
てか、紫耀と同じように呼び捨てとタメ口でいいよ。
○○
あっ、わかった。
○○
あー、今日はもう遅いし、私、帰るね!
平野紫耀
おう。じゃあな。また明日来いよ。
○○
あ、うん。たしか明日は部活休みだから早く帰ってこれると思う!じゃあ、二人ともバイバイ!
キー、ガチャッ
平野紫耀
なぁ、廉?
永瀬廉
ん?
平野紫耀
あのさー、俺○○が好きだわ。
永瀬廉
え‥……
永瀬廉
あ、あぁ。そうなんだ。頑張れよ。
永瀬廉
(なんだろ。この気持ち。さっきもあったよな。)