レイ
あ....やばい、寝てた

レイチェルは、基地内に設置されたこたつで眠ってしまっていた。
レイ
(この時期のこたつは恐ろしい....)

レイ
ん?

レイチェルが起き上がろうとしたとき、身動きが取れなかった。
タミヤ
(スー、スー)

ゼラ
(スヤスヤ)

レイ
え.....

レイ
コワイコワイ....

タミヤ
んー....おはよぉ、レイ

欠伸をしながら起きたタミヤ。ちゃっかり、レイチェルをぎゅっと抱き寄せた。
レイ
おはよ....退いて

タミヤ
目覚めの一発目の発言がそれかよ....

タミヤ
もうちょい寝ようぜ

レイ
....今、何時?

タミヤ
んー?.....15。

レイ
あらー....寝過ごした....

タミヤ
いいって、廃墟の帝王様も横で寝るし。

タミヤ
ほっといて寝てようぜ、な?

レイ
確かに寝てるけど....

タミヤ
んー?

レイ
なんで、二人ともこっちに入ってきちゃったの.....

タミヤ
さぁ?言っとくけど、俺が先だからな??

タミヤ
ゼラは後からきたんだろ。

レイ
なんか、遠回しにゼラが邪魔って聞こえる.....

タミヤ
実際そうだろ?

レイ
ひど....

タミヤ
こんな三人もぎゅうぎゅうでこたつに入ってるし?

タミヤ
何もこっちに入らなくてもよくね?

レイ
それ、そっくりそのままタミヤに言いたい....

タミヤ
なんでだよ。

レイ
なんでも。

タミヤ
いーじゃん、俺だって人肌が恋しい時あるんだよ。

レイ
むー....

ゼラ
....うるさいぞ、タミヤ。

タミヤ
あ?

レイ
あ、起きた.....

ゼラ
おはよう、レイチェル。

ゼラ
と、タミヤ。

ゼラはメガネをかけなおし、レイチェルとタミヤのほうへ寝返りを打つ。
レイ
おはよう。退いて。

ゼラ
.....断る。

レイ
なんで?....

ゼラ
寒いからだ。

二人
え??

ゼラ
廃墟の帝王でも、寒いものは寒いんだ。それに、ずっと座ってると疲れるんだ。

レイ
あの玉座?

ゼラ
うん。

タミヤ
(じゃあなんで、俺たちに作らせたんだよ....)

ゼラ
全く、ヤコブのやつ。なんて恐ろしいものを拾ってきたんだ....(ぶつぶつ)

レイ
😶

ぶつぶつ言いながらこたつの中にフェードインしていくゼラ。
もう、何て言っているかわからない上に、廃墟の帝王がこたつに飲まれた。
タミヤ
あいつ、寒さでおかしくなっちまったのか?

レイ
さぁ?.....

タミヤ
まぁ、いっか。

タミヤ
🥱

レイ
......寝る?

タミヤ
うん、寝よ。

レイチェルが頭をあげるとタミヤは、スッと自身の腕を滑り込ませて腕枕をする。
ゼラ
腕が足りないぞ、タミヤ!

タミヤ
なんで俺がお前に腕枕しなきゃいけないんだよ💢

レイ
いつ出てきたの。

こたつに飲み込まれたゼラがいつ出てきたのはわからないが。
気づいたらレイチェルの直ぐ背後にいた。ある意味ホラーである。
レイ
場所変わる?

二人
それだけは嫌だ!!

レイ
えー....

ゼラ
レイチェル!君は、言わば盾だ!ここを退くことは許さん!

タミヤ
こいつの隣で寝るなんて死んでも嫌だかんな!

レイ
えー.....(2回目)

レイ
実は二人ともなかよし?...

二人
そんな訳あるか!!

レイ
いや、もう...仲いいじゃん....

二人
よくない!!

次起きた時、他のメンバーもこたつに入っているだろう。