テラーノベル
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ナチス・ドイツによる突然の宣戦布告により、辺りは騒然としていた
収拾のつかない状態になっており、国々はパニック状態だ
そんな中、声を張り上げる国が一つ
イギリス
その言葉一つで、ホール全体は静寂に包まれた
こんな状況下でも変わらずの毒舌を働かせたのは、 『英国紳士』ことイギリスである
イギリス
イギリス
イギリスは最低限かつ一言余計な言葉を加えると、
くるりと身を翻し、国々に背を向けて歩き始めた
そのイギリスの後ろに、
ロシア、日本、フランス、イタリア、ドイツ、カナダが続く
その彼らのまた後ろに、彼らの旧国や、関わりのある国などが続いた
G7を筆頭に、彼らは政府の許可を取らなくても、 個人の判断で一時的に動けるが、
他の国々は第三次世界大戦ともなれば、そう自由には動けなかった
イギリス
イギリス
此処は中国の宮殿の中にある一室
豪奢な一室の机に、円を描くように国々が座っていた
本当は許可を取る必要があるが、本人がいないのもあり、無断使用だ
というか緊急時のため致し方ないとも思う
イギリス
イギリス
イギリス
イギリス
まぁ、その時点でおかしいとも思いますが……
ロシア
ロシア
と、イギリスが整理している間に割り込むロシア。 一体誰に似たのやら…
イギリス
イギリス
冷酷にイギリスが言い放つと、ドイツが肩を震わせる
ドイツ
ドイツ
ドイツはそれだけは許さないと言うように、イギリスに視線を刺す
ロシア
ロシア
イギリス
イギリスは息を吐くと、顔を上げる
すると、偶々正面に座っていたフランスが視界に入った
何時もの高飛車な様子はなく、怯えるように視線を右往左往させていた
フランス
イギリス
声を掛けるか迷っていると、勢いよく扉が開け放たれた
アメリカ
この明るいを超えてうるさい声は───
イギリス
そう言い現れたアメリカは、何故から肩から出血しており、
隣にはアメリカの肩を借りて辛うじて立っている日帝。
それから、何故かアメリカに担がれている中国がいた
日本
日本
衝撃を受けたように立ち上がる日本
日帝
と、焦ったような声色に嫌な予感を覚える
床に寝かされた中国を見て、嫌な予感が的中した
腹部には大きな損傷が見られ衣服には、有り得ないほど広がり、染みついた血
顔色も悪く,誰がどう見てもいい状態ではない。というより……
あれはもう、死んでいる
会議室は、愕然とした空気に包まれていた
フランス
そんな中、フランスが声を絞り出す
フランス
その言葉に,日帝は詰まったが、やがて首を縦に振った
国を管理する国連は愚か、治療に長けたWHOまでもいない
このままでは、中国が死んでしまう
イギリス
刹那、何か込み上げてくるのを感じ、急いで部屋の奥へと向かった
日帝
アメリカ
フランス
本能のままに嘔吐して、浅い呼吸を繰り返す
イギリス
そうして見上げた先には、“私”がいた
イギリス
大英帝国
鏡に映る、昔の私
人生最大の汚点で有り、最高の跳躍を遂げた時代でもある
かつての帝国の姿が、そこにはあった
何故私がここにいる……?
そんな疑問を覆い被せるかのように,其奴は話を紡ぐ
大英帝国
ソイツは不気味に笑った
ぐちゃぐちゃの瞳が、私を捉えて離さない
大英帝国
大英帝国
さあ、選べ
コメント
19件

フランスはナチスに対して二次大戦のときの 早期降伏させられたトラウマを抱えているのですかね…
騒々しい中、国々の先頭に立って動けるのはやはり、かつての覇権国家であった所以でしょう。発言に緊張感のないロシア、でもドイツの気持ちを汲み取って賛同していましたね。フランスはきっとナチス君にされた色々が恐くて怯えているんでしょうね。そこに気付いて気遣うイギリスはやはり紳士。 そしてなにより、中国くん早々退場…!? あの可愛くてツンデレだった中国くんを返してくれぇ……!! 中国に特別思い入れがあったわけでも、死体に対して日本やイタリアより耐性がないわけでもないイギリスが吐いてしまうとは…。 なにか事情があるのでしょうか。次回がますます楽しみです!
ぁぁぁイギどっち選ぶんやろ?!でもイギ英国紳士だし英帝の手を取りそうだし取らなそうだしうーんわからん!