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私が振り向くと、女の子が立っていた。
立山ことみ
思い切って聞いてみた。
川本美月
立山ことみ
なんで知ってるんだ?
謎過ぎる。
川本美月
立山ことみ
川本美月
美月ちゃんは心配そうな顔で私を見た。
立山ことみ
川本美月
本?まあよく読むかも。
でも何で聞いたんだろう。
立山ことみ
川本美月
美月ちゃんは興奮している。
何で?
川本美月
なるほど。
だから聞いたんだ。
でも、これって誘われたって事だよね。
どうしよう。
ていうか、何で私を選んだんだろう?
他の人誘えばいいのに。
立山ことみ
ついつい言ってしまった。
美月ちゃんは暗い顔になった。
まずい。どうしよう。
何か誤解を解く事を言わなければ。
このままでは私が美月ちゃんを図書委員会に入るのが嫌みたいだ。
立山ことみ
川本美月
美月ちゃんはそれだけ言って走って行ってしまった。
美月ちゃん、悲しませたな。
まずい。
明日気まずくなりそうだ。
なんであんな事言ってしまったんだろう。
バカみたい。
私も美月ちゃんにつられて?暗くなってしまった。
とりあえず、今日は家に帰ろう。
美月ちゃんには明日謝ろう。
私は走って家に帰った。
やっと家についた。
落ち込んでいたから一歩一歩が遅かったみたい。
立山ことみ
お母さん
初めての学校だったから、お母さんも興奮していた。
私が楽しかったみたいな雰囲気で話しかけてくるじゃん。
もう、何もわかってない。
立山ことみ
お母さん
友達…西川愛理ちゃんは友達という事でいいよね。
川本美月ちゃんは…うーん…
お母さん
私が考え込んでいると、お母さんが言った。
立山ことみ
お母さん
お母さんは学校には来ていないから、ずいぶん気になるみたいだ。
立山ことみ
急いで階段を駆け上がった。
お母さん
1階からお母さんの声が聞こえてくる。
ここはあえて答えないでおこう。
ほら、静まった。
しかし、お母さんやけに興奮してるな。
お母さんが転校生みたいだよ。
夕食の時
お母さん
立山ことみ
お母さん
立山ことみ
お母さん
立山ことみ
お母さん
立山ことみ
お母さん
立山ことみ
美月ちゃんは…
いいや。
お母さん
立山ことみ
お母さん
お母さんは楽しそうに話を聞いてくれる。
そういうお母さんを見ていると気持ちも晴れてきた。
よし、明日も頑張ろう。
そして、朝を迎えた。
~第三話に続く~