テラーノベル
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家の分かれ道が近づく。
いつもなら「じゃあね」で終わる場所。
(…今日、変)
なおきりが立ち止まって、私の方を見た。
目が合って、すぐに視線が逸れる。
(なおきりが目逸らすの、珍しい)
なおきり
のあ
なおきり
のあ
なおきり
のあ
なおきり
なおきりは小さく息を吐いて、いつもの調子に戻そうとするみたいに言った。
なおきり
のあ
なおきり
のあ
なおきり
そう言って、なおきりは自分の家の方へ歩いていく。
その背中が、いつもより少しだけ遠く見えた。
(…私、なんでこんなに気になるの?)
玄関の前で立ち止まって、私はカバンの中のカフェオレを指で触る。
(当たり前が、当たり前じゃなくなる前触れみたいで、怖い)
コメント
2件
次は急展開かな?楽しみ!!