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俺の彼女を奪った最低同期「お前の彼女、滅茶苦茶簡単だったぜ!」

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俺の彼女を奪った最低同期「お前の彼女、滅茶苦茶簡単だったぜ!」

1 - 俺の彼女を奪った最低同期「お前の彼女、滅茶苦茶簡単だったぜ!」

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2022年11月09日

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コウ

おいタク、お前もう帰ったのか?

タク

何だよ?別に定時に帰ったっていいだろ?

タク

それに今日は約束があるんだよ

コウ

約束があるのはいいけどよ、お前まだ仕事残ってるだろ?

コウ

明日までやらないといけないやつ、せめてそれを終わらせろよ

タク

あー、お前それやっといて

コウ

はあ?俺にだって自分の仕事があるんだよ

タク

だって俺今日約束あるんだよ。重要なんだから邪魔するな

コウ

重要なのは分かるけど、仕事をしろよ

タク

うるさいなあ。そんなんだからヒカリに乗り換えられるんだよ!

コウ

は?何でヒカリが出てくるの?

タク

お前、今日仕事終わりにヒカリとデートの約束してただろ?

コウ

何で知ってるんだよ?

タク

で、当日になってヒカリから連絡が来てなしになったと

コウ

おいおい、お前超能力者にでもなったのか?

コウ

何でお前がそこまで知ってるんだよ?

タク

そりゃだって、ヒカリは今日俺と会う約束してるからな

コウ

は?お前冗談言う暇があるなら仕事に戻れよ

タク

それが、冗談じゃないんだな~

タク

ヒカリは俺を選んだんだよ

コウ

どういう事だよ?冗談もいい加減に……

タク

ヒカリ、お前じゃなくて俺に乗り換えるってよ

タク

実はこの前サシ飲みして、俺ヒカリとホテルに行ったんだよね~

コウ

はあ?どういう事だよ?

タク

覚えがないか?ちょうど1ヶ月前だ

タク

ヒカリが明け方まで帰ってこない日あっただろ?

コウ

ああ、あの日か。ヒカリは友達と飲んでたって…

タク

それ、俺と飲んでたんだな~友達じゃなくて

タク

で、酔った勢いでホテルへ直行していたんだ

コウ

お前、人の彼女に何してるんだ!

タク

おいおい、ついてきたのはヒカリだぜ~

タク

つまり、それはヒカリ自身の意思でもある訳だよ

タク

いや~まさかここまで上手くいくとは思わなかった

コウ

上手く行くって、まさかお前……

タク

そ、最初からお前の彼女を奪う事が目的だったんだ

タク

俺は入社した時から、お前に成績で勝てなかった

タク

容姿は俺の方がいいのに、営業成績はお前より悪い

タク

そんなの納得できるわけないだろ

コウ

いや、お前普段から仕事人に押し付けてばっかりじゃねえか

コウ

仕事もしないのに成績上がる訳ないだろ

タク

だから、お前の彼女であるヒカリを奪ってな、

タク

俺の方が男として上である事を証明したんだよ

タク

幸い、ヒカリは会社の後輩だから近づくのは簡単だった

コウ

タク、お前な……

タク

という訳で、俺は今日ヒカリと会う約束してるから

タク

後、よろしくな

コウ

おい待てよタク、タク!

1時間後

ヒカリ

コウ、ちょっといい?

コウ

おお、ヒカリ!連絡しようと思ってたんだ

ヒカリ

私も。コウに言いたい事があってさ

コウ

ん?何?

ヒカリ

私と、別れて欲しい

コウ

ヒカリ……お前タクと会っていたってのは本当なんだな

ヒカリ

その話が出るって事は

ヒカリ

タクさんから何か聞いたの?

コウ

ああ、聞いたぜ。タクと浮気していたんだな

ヒカリ

……うん、そう。

ヒカリ

だから悪いけど、私と別れて欲しい

ヒカリ

もうコウとはやっていけない

コウ

一応聞いておきたいんだが、なんで浮気した?

ヒカリ

それは……コウに私って必要なのかなって思って

コウ

ん?どういう事?

ヒカリ

コウさ、仕事も料理もできるじゃん

ヒカリ

何というか、完壁というか……私って必要なのかなって

コウ

だから、タクに誘われて飲みに行ったのか?

コウ

あの時、俺は友達と飲みに行くって聞いたぞ

ヒカリ

うん、嘘をついた事は本当に申し訳ないと思ってる

ヒカリ

でも、コウにとって私って何なのかなって

コウ

何なのかって、お前が大事だから仕事頑張っていたんじゃないか

コウ

お前とはいずれ結婚する事も考えていたし

コウ

それなのに、どうしてだよ

ヒカリ

ごめんなさい、もうコウと一緒にはいられなくなった

ヒカリ

それに、タクはちょっとまだ子供っぽい?所があるというか

ヒカリ

母性本能をくすぐられるところがあるのよ

ヒカリ

あなたと違って顔もイケメンだし

ヒカリ

だから、タクには私が必要なの

コウ

そうか……分かったよ

コウ

そこまで言うなら確かにもう無理だな

コウ

別れよう。俺も浮気するような奴とは付き合えない

ヒカリ

うん、今までありがとね

ヒカリ

コウも次はもっといい人見つけて、幸せになってね

ヒカリ

私よりいい人みつかると思う

コウ

そういう励ましいらないから

コウ

じゃあな

6時間後

タク

ようコウ、報告があるんだ

コウ

何だよ?

タク

今日の夜、ヒカリに告白して付き合う事になったぜ

コウ

あーそうかい、おめでとう

コウ

話はそれだけか?

コウ

こっちはお前の分まで仕事しなきゃだったから、疲れてるんだ

タク

そう冷たくすんなよ。ヒカリ、泣いていたぜ

コウ

はあ?何でだよ

タク

別れ際にお前を励ましたんだが、冷たく返されたって

タク

お前、一度は恋人だったのにそれはないんじゃないか?

コウ

張本人のお前に言われたくねえよ

コウ

浮気していた奴に優しくするほど、俺はお人好しじゃないし

タク

だめだなあ~男らしくないぞ?

コウ

隠れて奪っていったお前に言われたくねえわ

タク

まあそんなヒカリを慰めてやったのは俺なんだけどな

タク

お前も早く新しい彼女見つけろよ

タク

何なら紹介してやろうか?

コウ

お前の紹介なんて信用できねえよ

コウ

それより、本当にヒカリでいいのか?

タク

はあ?お前何言い出すんだよ

タク

いいと思ったから奪ったんだろうが

タク

ヒカリ、美人だしな

コウ

そうか……ならいい

コウ

もう話は終わりか?これ以上俺をイライラさせないでくれ

コウ

これで会話は終わりだ

タク

つれないな~まあいいけどよ

1週間後

カグヤ

コウさん、ちょっといいですか?

コウ

ん?カグヤさん?今ちょうど休憩だから大丈夫だよ

カグヤ

よかった。確かコウさんってヒカリさんと付き合ってましたよね?

コウ

ああ、前まではな

カグヤ

前までは……って事は今は別れてるんですか?

コウ

そうそう。今はタクと付き合ってるはずだけど

カグヤ

やっぱり……

コウ

何かあったの?

カグヤ

いや、さっき会議室で2人がいちゃついているのを見たので

コウ

ああ、あいつら本当に節操ねえな

カグヤ

もしかして、ヒカリさんが浮気したんですか?

コウ

そうだよ。よく分かったね

カグヤ

何となくですがそんな気がして……

カグヤ

つい最近まで2人は付き合っていたと記憶してたので

コウ

ああ、実はヒカリがタクと浮気していて、

コウ

それが原因で別れたのさ

コウ

何か、何でもできる俺が嫌になったんだと

カグヤ

え?そんな理由でですか……

コウ

俺はヒカリのために仕事を頑張っていたが、伝わらなかった

コウ

何でもできる俺と、一緒にいる意味が分からなくなったんだと

カグヤ

そんな理由ってあります……?

コウ

俺も驚きだったよ。まあ今はそこまで気にしてないが

カグヤ

そうだったんですね……ご心中お察しします

カグヤ

そうそう、実はあの2人の事で少し気になった事があるんです

コウ

というと?

カグヤ

私経理の人と繋がってるんですが、ここ1週間、

カグヤ

経費の額が大幅に増えてるんですよ

カグヤ

しかもあの2人が揃っていく時にです

コウ

なるほどね……うーん、これは何かあるな

カグヤ

で、2人と親しかったコウさんなら何か知ってるかなと

コウ

うーん、ごめん。俺は何も知らないんだ

コウ

あの2人とはもう、やり取りしたくなくてさ

カグヤ

そうですよね……何かありそうな気がするんですが

コウ

でも、調べて見ないとな

コウ

経費がそんなに使われてるんじゃ、流石に不自然だし

カグヤ

私もそう思います。ちょっと調べてみますね

コウ

俺も協力するわ。何かありそうだし

カグヤ

ありがとう。コウさんがいれば心強いわ

1ヶ月後

タク

おいコウ!どういう事だよ?

タク

俺とヒカリ、部長に呼ばれたんだが!

タク

お前、何かしただろ

コウ

ああ、タクか。それはそうだろ

コウ

お前とヒカリ、会社の金を横領していたんだな

タク

へ?

コウ

ここ最近、お前たちの出張の回数と経費凄かったよな

コウ

だから調べさせて貰ったぞ

タク

な、なんでお前が調べるんだよ?

タク

お前、経理でもないだろ?

コウ

ああ、カグヤさんと一緒にな

コウ

彼女、経理の人と仲がいいらしい

タク

カグヤさんって、あの地味な?

タク

ロクに化粧もしない

コウ

いや、化粧は別に関係ないだろ

コウ

もうばっちり証拠も抑えてるからな

タク

何でだよ、別にいいだろ!

コウ

はあ?何を言いだすんだよ

タク

営業ついでにヒカリとイチャイチャしてて何が悪いんだよ

コウ

いや、仕事中だからな?営業中にそれは不味いだろ

コウ

お前もヒカリも、本当にバカだな。仕事を終わらせてからにしろよ

タク

な、なあコウ!助けてくれよ!

タク

このままじゃ俺、最悪懲戒解雇になる

タク

頼むよ、俺たち同僚だろ

コウ

悪い、それはできねえわ。見逃す事はできない

コウ

カグヤさんとの約束だからな

コウ

それに、お前は俺に何をした?

タク

あの時の事は謝るから!

タク

それに、横領したのは俺のせいじゃない!

コウ

はあ?どういう事だよ?

タク

ヒカリ、あいつ物欲が凄いんだよ

タク

際限なくブランドものを買い込むんだ!お陰で貯金もすっからかんだ

コウ

あー、確かにあいつそういうところあるからな

コウ

俺が仕事を頑張っていたのはそれもあるんだよ

コウ

あいつ、ブランドものに目がなくてさ、

コウ

貯金がなくなりそうだから仕事を頑張って給料増やした

タク

お前が仕事をやっていたのは、そういう事だったのか……

コウ

そ、確かに悲しかったが、

コウ

今となっちゃ使うお金がないせいか、貯金は十分できてる

コウ

お前、金がなくなったから会社の金に手を出したのか

タク

仕方ねえだろ!金が足りないんだから

タク

借金までしても足りねえんだ

コウ

あのさ、お前バカなのか?

コウ

借金までしていたら余計首を絞める事になるだろ

コウ

何で止めなかったんだよ?

タク

だ、だって……

タク

その方がいい男かなって

コウ

見栄を張るために借金と横領って、お前本当救いようないな

コウ

悪いけど、この事は告発させてもらったからな

コウ

そろそろ部長と話す時間じゃないか?じゃあな

タク

おいコウ!待ってくれよ!

2時間後

ヒカリ

コウ、久しぶり……

コウ

今度はヒカリか?部長に呼ばれたんじゃなかったのか?

ヒカリ

うん、呼ばれたよ。でも横領していたのはタクだったから

ヒカリ

私は解放されたの

コウ

ふーん、で、何の用?

ヒカリ

あのさ、私とやり直さない?

コウ

は?今度はなんのつもりだ?

コウ

お前、タクと付き合っていたんじゃなかったのか?

ヒカリ

タクとは別れるから。やっぱり私にはコウだなって

コウ

お前、自分の存在意義が分からなくなったって言わなかったか?

コウ

そう聞いた気がするが

ヒカリ

ごめん、私もあの時は不安で……

コウ

結論から言うわ。はっきりいって無理だ

ヒカリ

そんな…

コウ

その気の迷いとやらを俺に伝えずに簡単にのりかえるような女、

コウ

無理だ

ヒカリ

何で?あの時の事は謝るからさ!

コウ

謝ればすまない話もある事を覚えていた方がいい

コウ

それにお前さ、タクが横領する間接的なきっかけになったらしいな

ヒカリ

え?

コウ

タクから聞いたぞ、お前の散在癖を

コウ

人の貯金まで食い潰すってどんだけだよ

ヒカリ

だ、だってタク、仕事頑張る人じゃなくて

ヒカリ

私が欲しいものそんなに買ってくれなかったんだもん

コウ

言っておくが、俺が仕事頑張ったのもそれがあるんだよ

コウ

お前がブランドもの欲しがるから、給料増やそうと思ってな

コウ

お陰で余裕のある生活ができるようになったし

ヒカリ

コウ……やっぱり私の事を想っててくれたのね

コウ

勘違いするんじゃねえよ

コウ

それはあくまで過去の話

コウ

今思えば、何でそんな女に金を使っていたんだろうなって

ヒカリ

そんな、酷い……

コウ

酷いのはどっちだよ?勝手に他の男に行った挙句、

コウ

仕事中にハッスルしているような奴の方が酷いだろ

コウ

そうそう、お前逃れられたと思ってるけど

コウ

お前がタクとホテルに行っていた事、さっき報告したからな

ヒカリ

え?ちょっと待ってよ!

ヒカリ

元カノにそんな事するの?

コウ

決まってるだろ。真面目に仕事をしている奴らに申し訳ないし

コウ

カグヤさんとの約束だからな

コウ

もうそろそろ呼び出しがあると思うぜ。じゃ、ブロックするから

ヒカリ

ちょっと待ってよ!

ヒカリ

このまま私のことを切り捨てて

ヒカリ

あなたにとってのデメリットもあるんだよ?

ヒカリ

それを考えたことはある?

コウ

は?

コウ

俺にとってのデメリット?

ヒカリ

そ、そうよ!

ヒカリ

私がいなくなったら

ヒカリ

あなた

ヒカリ

仕事はどうするのよ!

コウ

仕事?

コウ

俺が仕事をすることと

コウ

お前が会社に呼び出しを食らって

コウ

処分を食らうことは

コウ

特に関係ないだろ?

ヒカリ

だって…

ヒカリ

あなたの仕事を

ヒカリ

私が手伝うこともあったじゃない!

ヒカリ

資料を作ったり

ヒカリ

企業との連絡を取ったり

コウ

それはそうだけど…

コウ

そんなことは些細なことだよ…

コウ

君とタクが会社に与えている損害の方が大きいよ

ヒカリ

それは…

ヒカリ

でも…

ヒカリ

私の実家からこの会社に発注しているよう仕事もあるし!

ヒカリ

あなたが抱えているプロジェクトの中にも

ヒカリ

関わってるじゃない!

コウ

それはもう仕方ないよ…

コウ

全体の会社としての健全性を考えると

コウ

仕方のないことだ

コウ

もう諦めてくれ

コウ

君とタクは行くところまで行ってしまったんだよ

ヒカリ

待ってよ…!

コウ

もう君と話すこともないだろうね…

コウ

こんなことをして

コウ

会社的にも

コウ

そして

コウ

俺にとっても

コウ

君は関わりたくない存在だからね

ヒカリ

そんな…!

ヒカリ

待ってよ!

ヒカリ

許してよ!

ヒカリ

コウ!

コウ

じゃあな

数十分後

タク

な、なあ…

タク

助けてくれよ…

コウ

タク?

コウ

どうした?

コウ

部長からの処分を聞いて

コウ

流石のお前も

コウ

焦ったのか?

タク

そうだよ…

タク

減給と異動

タク

もしこれが飲めないなら

タク

自主退職という形で

タク

クビになるとよ…

コウ

なるほどね

コウ

まぁ…

コウ

それぐらいのことを

コウ

お前らはしたからな

コウ

なんの同情の余地もない

タク

そんなことを言わずにさ!

タク

頼むよ…

コウ

何をして欲しいんだよ…

タク

俺とヒカリが使ったお金をさ

タク

何とか予算の範囲で使っていただけだって

タク

そう言ってくれたら

タク

なんとか収まるかもしれないだろ?

コウ

いやいや…

コウ

そんなわけないだろ?

コウ

もう収まりようがない状態まで

コウ

来ちゃってるよ

タク

く、くそ…

タク

なんとかしてくれよ!

タク

頼むよ!

タク

金なら払うからさ!

コウ

いらないよ

コウ

そんなもの

タク

くそ…

コウ

じゃあもう自分でなんとかしてくれ

コウ

ちゃんと自分の犯した罪を

コウ

ヒカリと一緒に償ってくれ

タク

そんな…

コウ

じゃあな

タク

くそぉぉぉぉぉ!

後日談

コウ

その後、タクとヒカリは横領とホテルへ行った件を追求され、

コウ

それを元に懲戒解雇を言い渡され、2人とも退職しました。

コウ

ヒカリは両親からも縁を切られ、孤独な生活をしているそうです

コウ

私は協力したカグヤさんとよく話すようになり、付き合う事になりました。

コウ

今では結婚のため、二人で貯金する日々です。

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