愛する貴方を救う為に

桃青新連載

桃青17歳設定

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お経の声が葬式場に響く。

ｸﾞｽｯ…

その中には鳴き声も多々聞こえる

今日は、青の葬式の日だ。

青は交通事故で死んだ。

それは、俺と青が付き合ってもうすぐ1年が経つ頃だった。

暗くて、雨が降っている中で俺は学校へ向かって走り続けた

雨で濡れて電源も付かなくなっているが、これは確実に青のスマホだ。

俺が青に買ってあげたストラップがついている。

しかし、そのストラップはボロボロに破れている。

キャアアアｯｯ…!!(悲鳴)

目線の先には、血まみれで倒れている青と、1人の女性が電話をしている。

きっと救急車を呼んでいるのだろう

あの後、青は救急車に運ばれていった。

そして翌日、青の死亡が確認された。

どれも俺と青の写真ばかりだ。

俺は小さい頃から青と一緒に遊んで来たから、いつも一緒だった。

小学生の頃はよく近くの公園で遊んで、泥だらけになって帰って、2人で怒られた事もあった。