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やばい、最近涙もろくなってるんだけど…夢で会う度にあの草原に行ってるのはそういうことだったのか
細かいよ…! 大体100年後に夢の中で逢えるようになってんのはやばいよ…!
私たちはひたすら走った。
日が沈み、暗くなった道。
灯りも少ない。
それでも、前だけを向いて走り続けた。
久しぶりに握ったリクの手は、 優しくて、力強く、温かい。
リク
辿り着いたのは広い草原。
安心感からかその場に座り込む。
ライ
リク
サラサラの髪の毛。
艶のある頬。
美しい瞳。
その全てが愛おしい。
リクに触れるたび、涙が溢れてくる。
ライ
リク
ライ
ライ
リク
いつか親に見つかってしまう。
そうなったら、リクに会うことは 一生できないだろう。
もう、リクと離れたくない。
この温かい手を、離したくない。
リク
ライ
リク
リク
ライ
リク
リク
リク
リク
リク
ライ
リク
リク
リク
ライ
細い首にそっと触れる。
リク
リク
堺 りく 1910年11月6日18時42分 死去
ライ
ライ
大島 來 1910年11月6日18時44分 死去