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嵐山 律
陽乃高 奏
名瀬 隼人
咲山 悠
黒崎 颯
黒崎 颯
嵐山 律
陽乃高 奏
嵐山 律
嵐山 律
黒崎 颯
咲山 悠
名瀬 隼人
嵐山 律
高校二年生の夏。
慣れた授業はすごく眠い。
それがこの世の心理だと思う。
嵐山 律
咲山 悠
嵐山 律
咲山 悠
隣の席から黒髪メガネが俺を揺らす。
彼は、俺の居候先の子供で、中学からの付き合いである咲山 悠だ。
真面目な性格で、家系的に医者を目指しているのだとか。
黒崎 颯
後ろの席からニコッと笑いかける彼は学校で密かに人気がある爽やか系イケメン。
彼も、中学からの付き合いだ。
黒崎 颯
黒崎 颯
その性格は少しばかり歪んでいる。
咲山 悠
嵐山 律
咲山 悠
黒崎 颯
黒崎 颯
咲山 悠
2人の会話を聞いているうちに寝落ちした俺は、
勇者になって冒険をしていた。
嵐山 律
嵐山 律
嵐山 律
嵐山 律
嵐山 律
俺は、目の前にある森に囲まれた洞窟の中へと足を進める。
水が落ちる音が反響して、少し恐怖心を煽られる。
しかし、女性の…すごく澄んだ声に惹き付けられる。
そして、声を辿ると、街があった。
ビルや、店や家…。 俺たちが住んでる世界に似た街が火の海に包まれている。
嵐山 律
見慣れているわけでもないのに、知らない街なのに、涙が止まらない
火の中に大切なものが溶けていく。 胸が締め付けられて痛い。
手を伸ばしても届かない
何も出来ずにもどかしくて
苦しいのに
誰も手を取ってくれる人がいない。
嵐山 律
嵐山 律
嵐山 律
咲山 悠
嵐山 律
咲山 悠
嵐山 律
黒崎 颯
嵐山 律
黒崎 颯
嵐山 律
嵐山 律
ーーー♪
嵐山 律
夢に出てきた綺麗な声。
澄んだ声なのに中心に何か大きな想いがある。
周りのヤツらに聞こえないほど微かな声だけど…
泣きそうで、苦しそうだけど透き通る程の純粋な声。
嵐山 律
俺は、授業中にガタッと立ち上がり教室を抜けて走り出す。
咲山 悠
知りたい。 胸が締め付けられるあの夢の正体を
見てしまったからには放っておけないじゃないか。
あんな、悲しい夢を見てしまったら。
嵐山 律
嵐山 律
嵐山 律
俺はまた、声をたどって走り出した。