テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
1件
神代葵加
私の名前は神代 葵加(かみしろ あおか)。どこにでもいる高校生…ってことはなく小学校時代からアイドルをやっている特別な高校生。まぁ、そのせいで色々やられてるんだけどね。今現在だって。
モブA
…そう、この子が言ってるようにアイドルの中でも私はセンターをやっている。当たり前だよね、妬んじゃうの。
神代葵加
そうかもしれないね。と、言い返そうとした時、誰かが言った。
___
私が言いたかった、言葉。でもアイドルだからって言うのを躊躇っていた言葉。その全てを名も知らなかったクラスメイトが言ってくれた。私とモブAが振り返ると、海のような惹き込まれる青い瞳に、カラスも驚くようなほど綺麗な黒髪の男の子が立っていた。
モブA
___
モブA
といい教室から出ていった。黒い髪をした男の子は「お前の方がうるさかっただろ、」と呟いたあと私の方を向いた。
___
白井煌雅
神代葵加
白井煌雅
神代葵加
社交辞令のようにつらつらと言葉を重ねる
白井煌雅
神代葵加
白井煌雅
神代葵加
白井煌雅
神代葵加
本題へ入る。「なぜ助けたのか」私が知りたかったのはこれだ。見て見ぬふりをしていたくせに善者ぶって私を守ったのか。それともまた別の理由か。
神代葵加
白井煌雅
神代葵加
考えもしていなかった返しに思わず笑いが出てしまう。あぁ、久しぶりだな。心から笑えたの。楽しいな。
白井煌雅
神代葵加
煌雅くんが少しキョトンとした後すぐに白い歯を見せながら笑って
白井煌雅
と言ってきた。あぁ、誰かには絶対期待しないって思ってたのに。これからの人生、楽しみだな。