僕は君を信じるよ(完結済み)

今日も嫌な朝がきた

でも今日はいつもの朝とは違う

なぜなら

しにがみくんが昨日から

帰って来てない

俺たちは必死に探した

シャオロン達にも手伝ってもらった

でも何処にもいなかった

クロノアさんとトラゾーさんは俺を責めた

ぺいんとのせいで

お前がいるから

しにがみくん/さんが

いなくなるんだ

俺は泣いた

まだ俺の気持ちを伝えられていない

俺はしにがみくんが

大好きだ

俺はしにがみくんがずっと子供の頃から好きだった

些細な事ではしゃいで俺に抱きついてくるしにがみくんがいとおしくて、愛らしくて大好きだった

俺のせいでしにがみくんはいなくなった

しにがみくんがいない世界なんて楽しくない

もしかしたら俺を庇うのに疲れたのかもしれない

ロボロさんやゾムさんは

すぐ帰ってくるよ

って言ってくれたけど帰ってくる気配が全然しない

そういえばロボロさんも泣いていた

多分ロボロさんもしにがみくんが好きなんだろうな

俺たちは幼稚園の頃からずっと一緒だった

俺たちが出会ったのは

クロノアさん、ロボロさん、ゾムさん、らっだぁさん、ともさん、ぴくとさんは5歳

俺と、トラゾー、シャオロンは4歳

しにがみくん、Nakamuくん、きんときくんは3歳だった

あの頃からしにがみくんは可愛かった。そうだ少し過去の話をしようか

俺たちが出会った日のことを

これがクロノアさんとしにがみくんとの出会いだ

あれからかな…一緒に遊ぶようになったのは

あの頃のしにがみくんは最初はビクビクしてたけど

馴れていったらよく笑う子だった

俺はそんな無邪気なしにがみくんに魅了されていった

俺は世界で一番しにがみくんが

大好きだ