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ぴちゃぴちゃと水の流れる音だけが静かな部屋に響いた。
なんの音だよ……。
不思議に思いながらも俺は必死に重い瞼を開ける。
千颯
目を開くと部屋は薄暗く、ものすごくデカかった。
どこだよここ……。
左を見ると壁全体がガラスで、外は真っ青で何も見えない。
おかしなことが起こっているとパニックを起こしているところで、突然扉が勝手に開いた。
千颯
桃瀬
千颯
でけぇー!
何食ったらそうなんだ?
桃瀬
千颯
桃瀬
千颯
攫うだけ攫ってあとはさよならって?
最悪だなコイツ。
つか、ここどこだか分かんねぇし
桃瀬
千颯
なんなんだコイツ!ちょっと身長高いからって調子乗りやがって!
キッと睨みつけると、桃瀬は目を丸くした。
桃瀬
千颯
誰が小学生だっ!
千颯
思わず言い返すと、とんでもない返事が帰ってきた。
桃瀬
なんなんだコイツ……。もしかして寝てる間に俺がおかしくなったのか?!